2005年07月24日

野球町プロ野球改革談義

先生  「オールスターどうやった?」
コーチ 「どう?ってまぁ、楽しいのは楽しいですけど、こう心の底から興奮することはなかったですね。なんかこう、モヤモヤした部分が残るってっていうか。オールスター的なもんにそこまで興奮しないというか」
先生  「猫も杓子もストレート勝負っていう感じやな」
コーチ 「そうですね、ストレート勝負こそプロの勝負みたいになってるのは全面的に賛成できないです」
先生  「でも、好意的に見なあかんって心のどっかで思ってるから」
コーチ 「ちょっとモヤモヤした感じが残るんですよね」
先生  「好きな人たちがやることやし、まぁええかみたいな」
コーチ 「そうですね。まぁ、オールスターってそういうイメージですけど」
先生  「オレもオールスター的なもんて今ひとつ好きになりきられへん」
コーチ 「工藤がストレートで勝負して、城島がそれをホームランしてって感じですよね」
先生  「せやねん。それってよそ行きやもんな。ほんまの工藤の持ち味ってそうやないのに、オールスターになったら、それこそ勝負みたいな感じになってまう」
コーチ 「工藤対城島で、ほんまみ見たい勝負言うたら、工藤が全球サイン出して、配球読み合いのガチンコ勝負ですもん」
先生  「城島が追い込まれてから、5球くらいファールで逃げたり」
コーチ 「ほんで工藤が、勝負球に裏をかいたストレートをインコースにほって、城島手がでずフォアボールとか」
先生  「そういう勝負が見たいもんぁ」
コーチ 「でもそれってオールスター的じゃないんですよね」
先生  「松坂とか球児のストレート勝負は、当然それでええねんけどな」
コーチ 「持ち味ですからね」
先生  「新庄の金色バットとかもな」
コーチ 「持ち味ですから」
先生  「でもそれはそれでええねんけども、それ自体にそこまで興奮せえへん」
コーチ 「何ででしょうか?」
先生  「ま、結論から言うとな」
コーチ 「はい」
先生  「オールスターって基本的に面白くなりにくいと思う」
コーチ 「どうしてですか?」
先生  「まずな、贔屓にしてるチームがそのシーズン弱かったらな」
コーチ 「はい」
先生  「そのチームからほとんど選ばれへんやろ」
コーチ 「そうですね。楽天は磯部だけでした」
先生  「当然、見てても、なんかちょっとつまらんもんな」
コーチ 「阪神も、野手で選ばれてるのが和田だけとかいう時期ありましたもんね。確かにつまらなかったです。タイガースが蚊帳の外な感じを再認識させられてつらい気持ちにもなりました」
先生  「せやねんな。だから面白くない。でな」
コーチ 「はい」
先生  「逆に贔屓のチームが強い今年みたいなシーズンは、そのチームからたくさん選ばれるねんけどな」
コーチ 「はい」
先生  「公式戦がむっちゃ面白いわけで、だから比べてオールスターの暢気さっていうか、そういうのがどうも響いてけぇへんと思うねん」
コーチ 「なるほど」
先生  「だから、いずれにせよオールスターは面白くなりにくい」
コーチ 「そうですね」
先生  「まぁ、同じ面白くないでも後者であるほうが、ファンとしては幸せなわけやけど」
コーチ 「確かに。ほな一つ質問なんですけどね」
先生  「なんや?」
コーチ 「先生的にオールスターってどうやったらおもろなると思います?」
先生  「一つ考えてたんはな」
コーチ 「はい」
先生  「日本シリーズを3チームでやるねん」
コーチ 「は?話が唐突すぎて、全然分からないんですけど」
先生  「取りあえずな、セリーグもプレーオフやるって話の流れやけど、今年のパリーグみたいに2チームが突出してしまった場合、3位が5割を切ってしまうっていうことって、そないに珍しくないと思うねん」
コーチ 「そうですね」
先生  「まぁよく言われてきた話やけど、5割切ってるのに、優勝の可能性があるのはどうかっていう話や」
コーチ 「確かに、それはそうなんですよね」
先生  「プレーオフ出場資格がリーグで3位までっていうのだけでは、ちょっと甘いんやないかって思ってな」
コーチ 「なるほど」
先生  「ほんで、この間考えててんけどな」
コーチ 「はい」
先生  「プレーオフの形をちょっと変えてみたらどうかなぁ思って」
コーチ 「どない変えるんです?」
先生  「まずな、どっちのリーグでも優勝したら、とりあえずそれはそれで優勝でええと思うねん」
コーチ 「去年のダイエーみたいなことはなくなるわけですね」
先生  「せや。とりあえず現在の順位でいうと、阪神とソフトバンクが優勝」
コーチ 「はい」
先生  「で、その2チームには自動的に日本シリーズの出場権が与えられる」
コーチ 「なるほど。で、あれですよね。先生の案で言うともう一チーム出れることになるんですよね?」
先生  「せや。そこで、もう一チームの出場権をかけてプレーオフをやるんや」
コーチ 「ほうほう」
先生  「とりあえず各リーグの2位はそのプレーオフの出場権をえられる」
コーチ 「現在の順位やと、中日とロッテですね。で、2位どうしの対決ですか?なんかちょっと面白そうですね」
先生  「やろ?でもそんだけやとオールスターが絡んでこうへんからな、そのプレーオフも3チームにするんや」
コーチ 「どういうことですか?」
先生  「オールスターを一試合にして、その勝ったほうのリーグの3位に、プレーオフの出場権が与えられる」
コーチ 「あ、オールスターの趣きが変わりますねぇ」
先生  「言うたら代表戦って感じや」
コーチ 「3位っていうたら、ほとんどのチームがなる可能性のある順位ですもんね」
先生  「せやねん、3位より上も3位より下もほとんどのチームに可能性がある」
コーチ 「それやったら少なくとも今よりは、野球として面白くなりますわね」
先生  「まぁでもオールスターは祭りでええっていう意見も根強いやろし、賛否両論あるやろけどな」
コーチ 「ぼくはおもしろい思いますわ。今回のオールスターで言うたら、結果的にセリーグの3位にプレーオフの出場権ってことですよね」
先生  「これ、事前に分かってたら、今年の順位で言うと西武とかオリックスとか横浜やヤクルトの選手ほんま必死やで」
コーチ 「阪神だって3位になる可能性ないわけじゃないですからね」
先生  「ないと思いたいけどな」
コーチ 「少なくともチャンスが広がるのはええことです」
先生  「でこうなるとな、現在のパリーグみたいに2チームが抜け出してしまってる場合、3位にチャンスがないとかなり盛り上がらへんことになるやろ」
コーチ 「そうですね。興行的にもかなり痛いと思います」
先生  「当然セリーグだって同じことや」
コーチ 「夏に、ガチンコの真剣勝負見れますね」
先生  「今までのオールスターとも、シーズンオフの東西対抗なんかとも違う。ほんまの意味でのリーグ代表戦」
コーチ 「応援にも熱が入ります」
先生  「で、その日本シリーズ構想を最後まで喋らせてもらうとな」
コーチ 「はい」
先生  「今年の現在の順位で話をすると、プレーオフは中日、ロッテ、横浜の3チームでリーグ戦や」
コーチ 「どないやって順位決めるんですか?」
先生  「サッカーと同じようにやったらええんとちゃうかな?ホームアンドアウエー一試合ずつ。勝ち点制であとは、勝ち点で並んだらあとは得失点」
コーチ 「面白そうですなぁ」
先生  「ほんで、日本一決めるんは、仮にそのプレーオフで横浜が勝ち上がったとして、阪神、ソフトバンク、横浜で同じことをする」
コーチ 「なるほど」
先生  「まぁ、日本一決定戦はホームアンドアウエー2試合ずつみたいに増やしてもええかも知れへん。そこで勝ったチームが日本一や」
コーチ 「ぼく賛成ですわ」
先生  「この条件やったら、仮に横浜が日本一になってしまっても」
コーチ 「はい」
先生  「オールスターで勝った上で、ガチンコのプレーオフでロッテと中日に勝って、さらに日本シリーズでソフトバンクと阪神に勝ったことになる」
コーチ 「かなりの難関ですね」
先生  「まぁ、これやったら仮に5割切ったチームが日本一になっても、それはそれで凄かったってことになるかなぁ、って思うんやけど、どうやろか?」
コーチ 「ええと思います」
先生  「まぁ、別にこの通りやったらええって思ってるわけでもないけど、面白くなるような工夫はどんどんしていってほしい思うな」
コーチ 「ほんま、そうですね」
先生  「ま、そしたら改めて」
コーチ 「ぼくらが愛するプロ野球の」
先生  「更なる発展を願って」
コーチ 「乾杯!!」

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posted by コーチ at 06:44| Comment(2) | TrackBack(1) | ☆ プロ野球改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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