2005年07月30日

コーチの雑感

コーチです。こんにちは。
夜中に昨日の試合の件については更新したんですけど、
二つ三つまた思いついたことがあったんで、
書いてみたいと思います。


@なにわのJFKではない場合

昨日みたいな、球児くんが登板した後に得点するような場面って、
今後も増えてくるというか、増えてほしいんですけど、
そのとき昨日みたいに、藤川→江草→橋本というリレーだと、
「なにわのJFK」って呼べないので困ります。

てことで、考えてました。
藤川→江草→橋本の場合、
「なにわの藤草橋」でどうでしょうか?笑
どうでしょうかってもんでもないですが、
なにか「藤草橋」にはいろんな思い出がありそうな響きがあり、
情緒的でいい感じだと思います。

では、
ウイリアムス→橋本→江草、というパターンならどうしましょうか?
「なにわの江本アムス」
これでどうでしょうか?
ちっともうまくないし、橋本の「本」を取ってしまってるところも、
無理があるのですが、
タイガースOBのえもやんを想起することもでき、
伝統を感じます。
アムスについては、響きが面白いのでよいのではないかと。
勝手ですね。笑

でまぁピッチャーについて考え出すと、組み合わせが果てしないので、
またその都度、考えるとして、

次は、


Aスペンサーの愛称

我ら野球町の愛する、比類なき脇役外国人スペンサー。
しかし彼には“シーツ先生”に相当する呼び名が統一されてないように思います。
他にもいろいろ
赤星選手のレッド、金本選手のアニキ、桧山選手のファンの方はひーやん
と呼んでらっしゃるみたいですね。だいたい統一されてる感じなんですよね。
あと、アツ片岡も(笑)←これは勝手に呼んでるだけですが
てことで、スペンサーにも愛称を!と思い考えてました。

「スペ太郎」

どうでしょうか?
やはり太郎でしょう。彼ほど「太郎」が似合う男はいないと思うのです。

最近の打席を見ていると、相手投手に球数を投げさせて、
フォアボールか見逃し三振という、初球から打っていくことの多い外国人選手としては
異例中の異例ともいえる打席を繰り返しています。
昨日も、代打で出てフォアボールでした。
なかなか積極的にうちにいかないスペンサーを前に、
「何やってんねん、バット振らな、あたらんがな!」
とイライラされている方も多くいらっしゃるかと思います。

しかしそんなとき
「なにやってんねん!スペンサー!」
と言うのと、
「なにやってんねん!スペ太郎!」
というのでは、微妙に感情の動きに変化があると思われます。

小生としては、スペンサーには来年以降もタイガースで頑張ってほしいと思っているので、
(ほんまに凄い選手やと思うんです)
後者の「何やってんねんスペ太郎」という、
批判の中にも「ほんまにしょうがないなぁスペンサーは」
という、ヤンチャな中学生を「かわいい」と思うときの「かわいい」を持って
接していきたいと考えています。

てことで、「スペ太郎」でいきましょう。
って、どこにいくつもりなんでしょうか?笑

乾杯!!笑


追伸
できたらたくさんの人に見てもらいたいなぁ、と思って始めましたので、
ランキングにも参加してるんですが、
どうにも皆さんが協力してくださってくれているみたいで(ありがとうございます)
昨日あたりから野球のカテゴリーでなんと3位です。びっくりです。
で、1位と2位は、

1位が自称阪神タイガース評論家さんで(ご存知の方も多いと思いますが)書いてらっしゃるtoraoさんの優しい感じが、こうダイレクトに出ている評論文で、洞察力と表現力に嬉しくなってしまう文章を書きはります。ぼくももちろん毎日見てるんですが、読んでて自分と同じこと考えてはったりすると、むっちゃ嬉しくなったりします。とにかく優しい人格者のお兄さんという感じで、コメントの返事とかも包みこんでくれる感じに少年の気持ちになれるというか、ぼくもちょこちょこコメント書かせてもらったりしてるんですが、ちょっとなんか甘えてしまってます。「なぁなぁお兄ちゃん、聞いてー」みたいな。toraoさん、すんません。ということで、素晴らシーツなブログということです。

そして2位の寒い人生で悪かったなさんも凄いです。凄い、優しいです。失礼ながら「似てるなぁ」と思うところがいっぱいあります。今日書かれている記事も下柳投手と赤星選手のやりとりを想像してじーんとなってたりとか、感じるポイントに共鳴するものを感るし、読んでいてとてもいい気分になります。素直に面白いなぁって思うとこもたくさんあるし、こちらもとても素晴らしスペ太郎なブログなのです。

でまぁ、この凄く「優し面白い」ブログと、うちとこのブログが1、2、3、って並んでいることをとても嬉しく思います。
飽くまで個人的な所見ですが、あまりうまくいかない時に大上段から批判してしまうのは、嫌いです。一生懸命やっての結果、結果よりも「どう一生懸命か」っていう部分でぼくは生きていきたい。だって、そのほうが心が元気です。

野球以外の対象でも、例えば日常の仕事だったり、学校だったり、友達だったり、うまくいかないことがあっても、「優し面白い」で乗り越えていきたい。ぼくはそう思います。

で、できればその野球ブログ界という、世間の中では小さな世界ですが、その世界の価値観の中心に、うちのブログが参加できていればなぁと思います。「あまり野球観たことなかったけど、阪神強いし、今年から見てみよっかな。ブログ書いてる人ってどんな感じなんだろ?」って思った人がいたとして、その人がまず見てみるブログの方針が「優し面白い」であってほしい。

追伸が長くなってしまって、もはや追伸ではなくなってしまいました。苦
「藤草橋」と「スペ太郎」のことだけ書こうと思ってたのですが・・・

まぁ、そういうことで、そろそろ終わります。
これからも何卒一つ宜しくお願いいたします!!ということです!!
以上、コーチでした。

乾杯っす。

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posted by コーチ at 10:46| Comment(10) | TrackBack(0) | # 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岡田采配、「信じること」の力

先生  「クール!!!!」
コーチ 「先生・・・」
先生  「アンディ、イッツ、クール!!!!」
コーチ 「先生」
先生  「なんや?」
コーチ 「ふだん使わへん言葉で感情を表現するのはやめてください。ほんで、その手は微妙に違いますよ。それはフレミングの法則です」
先生  「細かいことはええやないか、クールやねん!アンディはむっちゃクールやねん!!」
コーチ 「分かりましたよぉ」
先生  「いや、それにしても効果的なホームランやったなぁ」
コーチ 「打った瞬間、甲子園が総立ちになりましたもんね」
先生  「たまらんなぁ、あの空気」
コーチ 「高く舞い上がった白球とともに」
先生  「大きなうねりのごとく立ち上がる大観衆」
コーチ 「素晴らしい」
先生  「素晴らシーツ!素晴らシーツ!素晴らシーツ!」
コーチ 「先生!ダジャレをそんな自信満々に言ったらダメです!誤解されます!」
先生  「すまん・・・分かってる・・・」
コーチ 「どうしたんですか?急に・・・」
先生  「実はな、オレ、ちょっと焦ってるんや」
コーチ 「はぁ」
先生  「学校でな、オレだけ、夏休みの宿題ださへんかってんな。勉強なんか言われてやることやないし、ただでさえ今の子らはやらなあかんこと多いし、少しでも負担を軽くしたろうと思ってんや」
コーチ 「はい、それこそ素晴らシーツです」
先生  「ところがな」
コーチ 「はい」
先生  「親からけっこう苦情が出てるんや。宿題ちゃんと出せ、って。もっと子どものことを真剣に考えてください、って」
コーチ 「それ、ちゃいますよね。先生、何にも考えてないわけやないし、むしろ熟考の上の選択でしょ。なんかね、“真面目にやってるように見せること自体の意味”みたいなことを重要視する人たちの空気感を感じますね」
先生  「嬉しいこと言ってくれるなぁ」
コーチ 「ぼくイヤです。そういう大人にはなりたくないです」
先生  「でな、オレちょっとへこんでたんや。親がそう思うんはええねんけど、生徒たちまでそう思ってらイヤやなぁって思って。ちょっと不安になってた」
コーチ 「はい」
先生  「でな、そんな気持ちで野球見てたんや」
コーチ 「はい」
先生  「そしたらな、オレ、岡田監督に救われた」
コーチ 「え?」
先生  「あ、オレ、このままでええんやってなんか安心してん」
コーチ 「どういうことですか?」
先生  「シーツがホームラン打って試合が決まった7回」
コーチ 「はい」
先生  「あのきっかけは、何やった?」
コーチ 「あの回は、藤本の3塁線をゴロで抜いたツーベース、ですよね」
先生  「せやねん。久しぶりに打てたゴロやったな」
コーチ 「ハハハ、そういや最近、フライばっかりでしたもんね」
先生  「でも、ずっとゴロ打とうとしてるのが分かってた。我慢して続けてきたことが、試合を決める一打を呼ぶことになるんやなぁって思うシーンやったなぁ」
コーチ 「そうですね」
先生  「でな、ランナー2塁で次が中村豊やった」
コーチ 「はい。投手交代の関係で9番が豊やったんですよね」
先生  「ヤクルトは、中継ぎエース、サイドハンドの吉川」
コーチ 「ユタカに打たせてあげたい気持ちはあるけども」
先生  「やはり岡田監督は、代打にアツ片岡を持ってきた」
コーチ 「はい」
先生  「でな、ヤクルトは慌てたわけや。片岡、この間の試合も打たれてるし」
コーチ 「急遽、左の山部を持ってきた」
先生  「これは、吉川より山部の方が抑える可能性が高いっていうよりも」
コーチ 「はい」
先生  「片岡を打席に立たせたくなかったんやと思う」
コーチ 「そうですね。代打の代打で濱中が出てきてもそのほうがマシっていう」
先生  「でも、岡田監督は迷わず動かんかった」
コーチ 「左が出てきても、当然という感じでアツを送り出しましたよね」
先生  「ここで勝負アリや」
コーチ 「なるほど」
先生  「焦って出された山部に対して、アツ貫禄のフォアボール」
コーチ 「焦って動いたヤクルト、どっしり動かなかった阪神」
先生  「そして試合の歯車は完全にタイガースの方で噛み合った」
コーチ 「はい」
先生  「1塁3塁から、鳥谷が内野安打。山部が手をださへんかったらセカンドゴロ、山部が取ってたらピッチャーゴロっていう打球やった」
コーチ 「でもそれが決勝点になりました」
先生  「ヤクルトの方が自らリズムを崩した結果やな」
コーチ 「それだけのアツ片岡の存在感」
先生  「信頼した、岡田監督」
コーチ 「ええなぁ・・」
先生  「でヤクルトは防戦一方。中継ぎエースの川端を持ってきた」
コーチ 「はい」
先生  「しかし、直後にシーツがホームラン」
コーチ 「はい!」
先生  「素晴らシーツ!って気持ちになるやろ!素晴らシーツ!素晴らシーツ!」
コーチ 「そうですね。何か全部含めて、素晴らシーツな感じですもんね」
先生  「でな」
コーチ 「はい」
先生  「オレ、思ったんや」
コーチ 「はい」
先生  「ちょっとくらい苦情言われたからって、自分の考えを曲げることはないな、って」
コーチ 「そうですね」
先生  「信じるってまず、自分を信じないと何も始まらへん」
コーチ 「おっしゃる通りや思います」
先生  「片岡を信じた岡田監督と、吉川を信じきれなかったヤクルトベンチ」
コーチ 「はい」
先生  「今日のゲームはその差が全てやった」
コーチ 「そうですね」
先生  「何かな、オレもしっかりガンバロって、そんな気にさせられたわ」
コーチ 「何か、ぼくもそんな気持ちですわ」
先生  「オレは、自分を信じてこのまま教師を続けていけばええんや」
コーチ 「はい!」
先生  「よっしゃ!ほな改めて」
コーチ 「はい!!」
先生  「あの場面で代打の代打を送らなかった岡田監督と」
コーチ 「生徒のことを考えぬいた上で夏休みの宿題を出さなかった先生に」
先生  「え?」
コーチ 「先生に!!」
先生  「か、乾杯!!」

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そして、素晴らシモヤナギ

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posted by コーチ at 04:56| Comment(4) | TrackBack(11) | □監督 岡田 彰布 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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