2005年09月04日

岡田マジック!!

岡田マジック。

延長10回、ノーアウト一塁で、スペンサー。
代打を出さず。
バントもささず。

「おまえらに任せた」

信頼。

スペンサーに対する信頼を含め、
チーム全体に対する信頼。

そして、スペンサーの必死さは、止めたバントで進塁打を放つ。

タイミングの合ってなかった矢野がライト前。

そして、打って点を取りたい場面で
藤本が決勝タイムリー。

今まで送りバントをしなかったことが、送りバントをしない選択の中、
こういう形で出た。

岡田マジック。

難解だが、面白い!!

仕事してきまーす◎


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posted by コーチ at 17:51| Comment(4) | TrackBack(14) | □監督 岡田 彰布 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さぁ横浜第二戦

コーチです。

札幌初戦。近畿地方全体がかいた冷や汗の量で、無駄に作られるダムが3割減らせます。
いやまぁ、ほんとに、負けると思いました。

久保田、本当に強くなりましたよね。

9回裏、あんな状態にまでなった原因は、誰がどう見たって鳥谷にあるわけですが、
それは本人が一番承知してることでしょうから、何もいうことはないと思います。

これからの試合の大一番、大事な場面で送りバントを決める、一回り大きくなったバード鳥谷の姿を見て、また涙できる。
その伏線です。

一点負けてる9回裏。
先頭、途中からライトに入った桧山がヒット、
赤星の送りバントがヒットに。

ここでまた鳥谷、何がなんでも送りバントの場面。
大事に大事に決める鳥谷。
ベンチに戻った鳥谷を、笑顔で祝福する途中交代で下がったスペンサーと、6回まで投げた下柳先輩。二三度うなずいて、握手の和田コーチ。

送りバントのドラマ。

そんなドラマが見れたら最高です。
頼んだよ、鳥谷。


そして久保田。松坂世代の中で、一番かわいい久保田。
しかもお父さんになった久保田。
強くなった。

もちろん、シーツのファインプレーもあったのですが、
鈴木に対してスライダーでデッドボールを与え失点。
そして、金城にあれだけ完璧にとらえられたあと、

佐伯に対して、膝元に完璧なスライダー。

自分を信じる強い心がないと投げれない、あの局面でのあのスライダー。
素晴らしいボールでした。

そして多村に対しても、アウトローにスライダー。
多村に対して、絶対にあの球を投げたかった、そのコースに、見事なスライダー。

シーツのタッチも素晴らしかったが、
その前に多村を抑えた、久保田の心が本当に見事だと、そう思いました。
久保田ナイスピッチング!!


シーツ。

シーツが原因で負ける可能性も高かった試合で、シーツの活躍で勝った試合。

初回のフォアボール。これが全てでした。
アウトローの際どいスライダー。
シーツが最も苦手なボール。
これを全て見極めてフォアボール。

横浜バッテリーは「あれ?」と思ったことでしょう。

3回。

赤星が粘って四球。
また、盗塁。
鳥谷も四球で1、2塁。

ノーアウト1、2塁でシーツ対門倉。

本来ならば、門倉に分がある場面。
アウトローにスライダーを投げとけば、ほぼ大丈夫。
ひっかけてダブルプレー、若しくは、それを怖がって三振。

しかし、初回の打席が効きました。
「またスライダーを見極められてフォアボールは困る。ノーアウト満塁で金本、今岡」

とにかくストライクを先行させたい。

その気持ちがやや真ん中に球を行かせたか。

打てるところに投げてしまった門倉。
それを逃さずシーツ。
先制タイムリー。

赤星、鳥谷が選んだ四球。
もう少し言えば、3回を赤星からスタートできる要因を作った、
2回の桧山の四球。
これらが、シーツのタイムリーを呼び、
最終的にシーツのファインプレーを呼んだ。

ここ2試合、タイガースは初回に先制され、
逆に初回、2回と得点できないものの、
3回を赤星からスタートさせて逆転している。

シーズン終盤の大事な局面で定着しつつある、理想的な形。

3回に逆転されれば相手チームは当然焦る。

6回までに逆転し返さなければ、ほぼ勝ち目はない。
いきなり時間がなくなるからだ。
福原がベンチに入ってる昨日みたいなケースはそれが5回になる。


その焦りをうまく利用した、安藤、矢野のバッテリー。

「早く逆転しなければ」と思う打者に対して有効な球。
遅い球。
横浜打線の前のめりになった気持ちを、逆手にとったカーブ。
非常に有効だった。


さぁ今日は土肥。

番長は投げてこないらしい。土肥は当然、悪い投手ではないけれど、
番長でないのは助かる。
番長の日は引き分けてしまうから(笑)

土肥攻略は、当然、この間の山本昌と同じ感じで。
スペ、矢野、関本。
この3人がどれだけあっさりアウトにならないか。

そして、精神的に疲れたところで、赤星の出塁、盗塁。

今日は最初から期待できるシーツの前にいい形でランナーを。
当然、鳥谷の活躍いかんで、得点の入る可能性が大幅に変わってくる。

彼のことだから、
今日は昨日のことなんて関係ないことになっている、
躍動するプレーを見せてくれるだろう。

アニキは、やはりドラゴンズ戦で、頭部付近を攻められた後遺症か。
微妙に間が取れてない感じがする。
それはそれで仕方がない。アニキだって人間だもの。

ならば、アニキがきっかけをつかめるまで、
他のメンバーで補おう。
アニキ一人の力で今までどれだけ勝ってきたか。

その恩返しを、やっとできる機会がきたわけで、
みんなで「アニキありがとう」の気もちをこめて、
しっかり野球をしようじゃないか。

そして、

北の大地で、杉山に笑ってほしい。

負け試合を勝った昨日。
昨日よりは勝ちやすいはずの今日。

昨日より今日より勝ちにくくなる火曜日に向けて、
今日は落とせない試合。

札幌に向かって西からの気持ちを。

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posted by コーチ at 10:12| Comment(0) | TrackBack(6) | □ 安藤優也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

頼んだラミレス!!スワローズ!!

先生  「ゲッツ!!」
コーチ 「先生、どうしたんですか?パクるギャグとしては最悪の古さですよ。流行ってもないし、懐かしくもない」
先生  「ゲッツ!!アンド、ターン!!」
コーチ 「先生!!甲子園行けなくて頭おかしなったんですか?」
先生  「アホか。確かにおかしくはなったけど、もう治ったわ」
コーチ 「ほな、なんでダンディ坂野のギャグなんかやるんですか」
先生  「だって、ちょっと前までみんなやっとったやないか」
コーチ 「まぁそうですけど」
先生  「使い捨てが当たり前になりすぎることへの、アンチテーゼや」
コーチ 「まぁねぇ・・・」
先生  「同士もおる」
コーチ 「誰ですか?」
先生  「ヤクルトのラミレスや」
コーチ 「ほんまや」
先生  「ゲッツ!!をまだ公然とやってるのは、ダンディ本人とヤクルトのラミレスくらいやで」
コーチ 「確かに」
先生  「ラミレスは、流行り廃りの激しいこの現代社会に毅然と切り込んでいっている素晴らしい人や」
コーチ 「たぶんラミレス、そんなこと考えてないですよ」
先生  「コーチ、フォー!!」
コーチ 「先生も流行り、のってるじゃないですか(笑)」

先生  「せやけど昨日の中日はよう立て直したな」
コーチ 「そうですね」
先生  「なんかウッズが優勝したくてしかたがない感じがして怖い」
コーチ 「分かります。昨日も、二回の集中打、先頭はウッズですからね」
先生  「ウッズがレフト前で出て」
コーチ 「福留が続いて」
先生  「アレックスも繋いで・・・」
コーチ 「まぁ、ヤクルト先発の館山がマメがつぶれたらしいですけどね」
先生  「まぁそれにしても、井端が絡んでない得点で、きっかけを作ったのは大きいな」
コーチ 「その通りです。井端は全神経を集中させなければ打ち取れないですからね」
先生  「ところが4番のウッズからのイニングに、ウッズに粘って出塁されるのはちょっとしんどい」
コーチ 「井端への意識が少し散漫になってしまいますから」
先生  「ウッズ優勝したいんやろなぁ」
コーチ 「なんか打席から気持ちが出てるんですよね」
先生  「マジ、怖い」
コーチ 「今日もほんまウッズがキーポイントになりますね」
先生  「せやな」
コーチ 「ヤクルト先発が藤井でしょ」
先生  「おそらくそうやろな」
コーチ 「井端が最近アウトになったのってね、福原、球児、館山、五十嵐。この4人なんですけど」
先生  「全部球の力とキレで抑えるタイプやな。しかも全部右利き」
コーチ 「左の井川、下柳、石川はことごとく打ってるんですよ」
先生  「そしたらたぶん」
コーチ 「藤井は井端を抑えるの、難しいです」
先生  「ほな今日も、ウッズの前にランナーがおるってパターンで攻撃していきやすいねんな」
コーチ 「ヤクルトバッテリーがよっぽどうまく攻めないとそうなるでしょうね」
先生  「ほな傷口を広げんためには・・・」
コーチ 「初回の荒木をなんとかして抑える。もう、ここに全てをぶつけるくらいの気持ちでいかなダメでしょうね」
先生  「コーチが見に行った試合の下柳はこれに成功したわけやな」
コーチ 「そうです。荒木は初回に打つと、その後、むっちゃ打つ傾向ありますから」
先生  「で、荒木を抑えて、ワンアウトランナーなしで井端」
コーチ 「ここはもう、フォアボールでいいくらいです。二塁打だけは絶対避けたい」
先生  「じゃあ、歩かせたとして、ワンアウト一塁で立浪やな」
コーチ 「藤井と立浪照らし合わせたら、やはり藤井に分があると思います」
先生  「せやな、立浪いまいち乗り切られへんもんな」
コーチ 「で、昨日、ウッズが打ってるので、たぶんコツンとあわせて繋ごうとしてくるでしょうから」
先生  「とにかく強気で攻めて」
コーチ 「フォアボールを出さない」
先生  「で、ツーアウト1塁でウッズを迎えたいわけやな」
コーチ 「その通りです」
先生  「で、優勝したい気マンマンのウッズには」
コーチ 「低い球は遅く。高い球は速く。もう基本通りで」
先生  「ショートゴロ、サードゴロを打たせたいと」
コーチ 「ウッズって、ほんまにえげつない打球も飛ばすんですけど、アウトになり方がかなり悪い場合もありますから」
先生  「そうなると、立浪、福留の責任過多状態ができて」
コーチ 「全体として機能づらくなる、と」
先生  「ヤクルトサイドから見た場合それが理想やろな」
コーチ 「ただ、今日のゲームはふつうに考えれば中日に分がありますよね」
先生  「井端が打つ可能性むっちゃ高いもんな」
コーチ 「荒木が初回にラッキーなヒットで出塁なんかしちゃったら、その時点でほぼ決まっちゃいます」
先生  「でまぁヤクルトに勝機があるとすれば」
コーチ 「青木ですよね」
先生  「せやな。おとといのデッドボールの影響で、2戦目出られへんかったからな」
コーチ 「今日は強行出場するらしい青木」
先生  「赤星のわき腹の時もせやったけど、ケガしてるときかえって打てるって珍しいことやないからな」
コーチ 「さらに、手負いの青木が出塁することは、ヤクルトにとってみても発奮材料になりますし」
先生  「そういうことはドラゴンズも重々感じるやろから」
コーチ 「なんとなくずっと青木のことを気にしながらやってたら・・・」
先生  「ゲッツ!!」
コーチ 「ってこともありますよね」
先生  「とにもかくにも、ゲッツアンドターン!!」
コーチ 「頑張れヤクルト!!!!」
先生  「ラミレスよ、一緒にゲッツ!!を守ろうじゃないか!!」
コーチ 「それはどっちでもいいです(笑)」

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posted by コーチ at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ ペナントレース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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