2005年09月18日

代打片岡、3番片岡、8番片岡

注目の3番ファーストは片岡だった。

相手投手が右のゴンザレスということでアツの起用なのだろう。
選手の格、アツの気持ちも考慮して、関本と併用ということか。
それならばそれで、アツに期待したい。

試合後のアツのコメント。


「力を抜こうと思っていたけど、どうしても力が入ってしまった」


「与えられた仕事をしっかりこなす」
口先だけでなく、心の底からそう思って頑張ってきた証でもある。
アツは「代打の切り札」を心から受け入れ、「代打」と真正面から向き合ってきたのだろう。

常時スタメンで出場していた頃とは、明らかにスイングが違う。
空振りもファールも含めた一つ一つのスイングに込められる、
体も気持ちも含めた全ての力が増している感じを受ける。

しかし、ふってわいたように求められた
「3番ファースト」の仕事。

「3番ファースト」の意味は、当然「4番金本の前の打者」であり、「5番今岡の前の前の打者」。その意。

無論、繋ぎ役。

「決める役」「突破口を開く役」
その切り札としての責務を果たしてきたアツ。

「決める者」から「繋ぐ者」へ。
この切り替えはどうしようもなく難しい切り替えだろうと思う。
数試合やそこらで、どうこうなるものなのだろうか・・・

アツを使ったのならば、思い切ってアツを使い続けるのも一考かと。
左投手の時ならば、3番セカンド関本。8番ファースト片岡。
こういうのもアリかなぁ?

片岡の8番という打順は、
打順の格を重視する「清原的なメンタリティ」の持ち主ならば怒るだろう。
ただ、代打のメンタルが強く浸透している現在。

6番スペンサー、8球投げさせてフォアボール。
7番矢野、7球投げさせてライト前ヒット。
その後、8番ファーストアツ片岡。

「代打片岡」とほど近い状態での打席。
1試合のうちに1度はチャンスで回ってくることがあるだろうから、
「その場面で打ってくれたらいいよ」
という比較的、ラクな期待。
あとの打席は、思いっきり振って、打ったり打てなかったりでかまわない。
もう、8番片岡、存在感だけで十分。

「金本と今岡の前」よりも、「スペンサーと矢野の後」の方が、
現在のアツは活きる。

そんなことをアツの打席を見ながら、考えていた。

ただ、こういう2段階の入れ替えは、交流戦を除けばほとんどしていない。
ので、そこから派生する目に見えない歯車の狂いが生じた場合怖いので、
とりあえずは、ゲームで試してみよう(笑)

おそらく、今日は代打のアツ。
今年一年、たくさん見せてくれた代打での活躍。
期待して、見守りたい。

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posted by コーチ at 04:11| Comment(2) | TrackBack(5) | □ 片岡 篤史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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