明け方に仕事を終え、風呂に入り、いっぱい汗をかいて、仕事中にちょっと面倒な気分になったこととかを全部汗と一緒に流してから、散歩に出かけました。秋風がまだ汗の残るからだにサラリと吹きつけて、体をサラサラにしてくれます。サラサラリ〜
小さ目の山に一歩足を踏み入れると、すぐに鳥の鳴き声が聞こえてきます。鳥です、鳥。鳥は人ではありません。だから鳥は、人には作れない音を作ります。耳には鳥、そして目には緑。緑の間から、朝の秋空。
適当な場所の適当なベンチで腰を落ち着け、目を閉じて、とても心地よい気分に浸っていました。そしてドラフトのことを考えました(笑)そして、本気で思いました。
「ドラフトは屋外でやったらどうだろうか?」
選ばれる選手にとっては、自分の人生の大きな流れが決定付けられるドラフト。
選ぶ球団は、若者の人生を背負ってしまうドラフト。
一般的な就職と違って、「入りたいと思っているところ」が「是非、来てほしい」と言っていても入れない可能性があるそんなドラフト。しかも何で決まるかって、くじ引き。
緑のある場所で。
キレイな水のある場所で。
もしくは、屋根のないグラウンドの中で。
あんなにもゴタゴタするような事態になった背景は、心がイガイガしているからである。
「すんませーん、当たりのクジには、交渉権獲得っていう文字書いてありますんで、よろしくおねがいしまーす!!」
「はいは〜い。了解しました〜!!」
たったこれだけのやりとりができないからあんな事態になってしまう。
「一応、確認取っといたほうがいいんじゃないでしょうかね?」
「まぁええんちゃうか、だいたい分かるやろし、指名前でピリピリしてんのに、いちいち確認とって、イヤな顔されたらかなわんやろ」
「まぁ、そうですね」
機構側は、想像するにこんな感じだったのだろう。
むちゃ、ふつう。
ふつうの社会。
でも、若者の人生がかかっている場合、ふつうじゃダメ。
「緑の中のドラフト会議」
まぁ、それは非現実的だろうけど、心の中に、いつでも緑を持っておくことはとても重要。
才能に溢れる若者たちの人生がかかってんだ。
優しい気持ちで、優しい空間で、その決定をしてあげる配慮がほしい。
私利私欲渦まく空間で、仕事のできない人たちが右往左往する中で自分の人生が一転二転し、さらには、希望の球団だと思っていたのに、そうではなかったという、本当にかわいそうな結末を迎えた陽選手。
ぼくはこの先ずっと陽選手のことを応援する。
そしておそらく、こんな気持ちになっているのはぼくだけではないと思う。
そういう意味でも、野球人生の大きな道筋が決定された日。
考えようによっては陽選手。
「他球団のファンからもすごく応援されやすい」という状態になってはいる。
だからといって、「ならばいい」ってものでもないけど・・・
緑の中の気持ちならば、そんなことは起きなかった。
でも、起きてしまった。
ならば、これからだ。
みんな、優しい気持ちになろう。
水の見える、ベンチに座り、鳥の声が聞こえているんだ。
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