打撃成績データを細かく見てみようキャンペーン、セ・リーグ編。最終回。
本日は「得点圏打率」という言葉から最もイメージされるシチュエーションでの打率。
2−3塁、若しくは満塁での打率のランキングです!
大チャンスをものにして、一気に試合を決めることができるか。
1番から9番が、線となり「打ちやすくして」→「チャンスを作り」→「チャンスを広げる」
そして、出来上がった「大チャンス」の場面。
さぁ、ここで打てる男ほど打線の大黒柱。
そんな、支柱となったのはいったい誰か!!
今日は1位があまりも凄い率だったので、
もったいぶらずに1位から行きます!!
2005年シーズン、大チャンスをものにするのが最も得意だった人は!!
首位打者、ドラゴンズ
井端弘和!! 769
ちょっと信じられない打率でした。
はい、出塁率ではなく、打率です。
高校野球の予選じゃないねんから、ってな数字。
ゲームでコンピューターの設定を弱くしてみたいな、そんな数字。プロ野球の数字。
井端にやられた、井端にやられた、
去年はずっとそのことを思い続けてきました。
そして見た数字。
やっぱりやられてました。
今年こそ、帝王井端を封じ込めてほしい!!
もう井端、3番とか何か中途半端だし、2番じゃないんだったら4番打たせればいいのに。
井端の前にランナー出したら、ほとんど点が入るって、それ勝つでしょ。
続いて2位。
2位 タイガース
藤本 636
こちらは意外な人。
ただ、チャンスに強い人。
でもトータルの打率が低い人。
藤本の6番、希望!!
3位 ラロッカ 625
フルシーズン出られるとやはり怖いラロッカ。
以下ダーッと。
4 今岡 576
5 鈴木健 500
6 金本 480
7 立浪 454
8 新井 435
9 阿部 429
10ウッズ 417
11 岩村 412
12 緒方 385
13 村田 379
14 金城 375
15 福留 370
16 嶋 353
17 小久保348
18 前田 333
18 清水 333
18 二岡 333
18 谷繁 333
18 鳥谷 333
18 栗原 333
18 城石 333
25 シーツ323
26 荒木 320
27 佐伯 320
28 青木 313
28 清原 313
28 木村拓313
31 種田 310
32 ラミレス281
33 矢野(神)278
34 桧山 278
35 古田 267
36 多村 250
36 石井 250
36 宮本 250
36 土橋 250
40 スペンサー231
41 仁志 227
42 リグス222
43 アレックス220
44 赤星 214
45 ローズ182
46 関本 182
47 倉 150
48 小池 143
49 森野 143
50 高橋由077
51 相川 045
52 矢野(巨)000
例えば高橋や相川、関本など、
得点圏のある部分では上位に来ていた人がこちらでは最下位争い。
本当に局面によって、その人の得手不得手というのは変化するものなんですよね。
しかし、いかなるランキングをとっても上位にきた二人。
ドラゴンズ、井端。
タイガース、金本。
この二人の存在感はやはり抜けていました。
数字の上でも抜けていました。
打率、ホームラン、打点。
この三冠は打撃成績の一部に過ぎません。
もっと打者としての総合力を持って評価してみたい。
そのことを考えてぼくはここまでの集計作業をしてきました。
「打ちやすくした人」「打った人」
全てを合計すると、
優勝は井端選手でした。
2位は金本選手。
3位は福留選手。
4位に岩村選手。
5位に阿部選手。
6位に金城選手。
7位に今岡選手。
8位に緒方選手。
9位に赤星選手。
10位に種田選手。
これは塁上の存在感を加味していないので、
それも加味すると赤星選手は、もっと上に来ます。
敢えて順位をつけるならば、打撃成績とはこういう順位なのではないか、って、
ぼくが言いたいのはそういうことでした。
はい、ではではWBC対策として、パリーグ編もやりたいと思いますんで、
それは、また後日。
クリックでblogランキングへ