2007年07月27日

帰ってきたスーパーヒーロー矢野輝弘

先生  「そ〜れ、むこうへぶちこめ、ライトスタンドへ〜!!かっとばせ〜、かーねもと!!」
コーチ 「ちょっと、先生」
先生  「き〜たえたその体、あ〜ふれる気迫」
コーチ 「響きますよ、銭湯なんですから。他のお客さんに迷惑です」
先生  「何言うてんねや、コーチの方が銭湯行こうって誘ったんやないか。ナゴヤ三タテの夜を銭湯で満喫しましょう、言うから来たのに。コーチ、ちっとも満喫してないやないか」
コーチ 「先生の満喫の仕方が非常識なんです。ぼくはもっと湯船につかってゆっくり余韻に・・・」
先生  「球児、ナイスボォォォォル!!!!」
コーチ 「だから、立ち上がらんといてください!!って、どこ行くんですか!?」
先生  「ちょっと護摩行してくる」
コーチ 「護摩行って、どうするつもりなんですか」
先生  「サウナで座禅組んでアニキに『気』を送るんや」
コーチ 「それは間違いなく、護摩行ではないです」
先生  「ほな、ちょっとしてくるわ〜」
コーチ 「ちょっとするもんやないでしょう」



(風呂上り)
先生  「プハー、やっぱり護摩行の後のビールは格別やなぁ」
コーチ 「うまいんはうまいですけど、うまいんは風呂上りなだけです。先生は護摩行してないです。サウナで座禅組んで『アニキ、膝』って呟いてただけです」
先生  「アニキも護摩行の後のビールはうまかったことやろうな」
コーチ 「修行でやってはるんやから、ビールを飲むとは思えませんけど」
先生  「せやけど、コーチ」
コーチ 「はい」
先生  「ナゴヤドーム、三連勝やなぁ」
コーチ 「そうですね。やってしまいましたねぇ」
先生  「乱戦二試合後の、THE投手戦」
コーチ 「見ごたえありましたね」
先生  「序盤の川上はちょっと打てそうもなかったで」
コーチ 「気合は入ってましたしね」
先生  「ストレートは走ってるし、コントロールも抜群。シュートとカットボールをサイドに投げ分けて、そうか思ったら、高目からカーブやフォークや」
コーチ 「『的を絞らせない』という風に表現される投球術のまさに最高峰の投球でしたよね」
先生  「対して、ボーグルさん」
コーチ 「ボーグルさん、って言うとちょっとイメージ変わりますねぇ(笑)」
先生  「こちらもまたストレートがビシビシ決まる」
コーチ 「初回の井端荒木を連続してストレートで見逃し三振。これで乗れましたよね」
先生  「ボーグルさんもそうやけど、これで乗れたんが矢野やったと思う」
コーチ 「確かに。この試合は、川上対ボーグルソンの対決であって、谷繁対矢野の対決が大きく勝敗を分けた試合でした」
先生  「矢野、会心のリードやったな」
コーチ 「そうですね。実績を考えれば、川上の方が明らかに一枚も二枚も上ですから」
先生  「川上が100%の力を出してくるなら、ボーグルさんは120%出してやっと五分や」
コーチ 「それを見事に引き出したのが矢野でした」
先生  「コーチは、矢野のリード見ててどない思った?」
コーチ 「あれですね。相手打線を『束』にして打ち取ろうとしてるっていうか、その打者に投げてない球を見せ球にすることによって、初球から追い込んだ状態で投球することができるみたいな、そんな配球かなぁ、とよく分かんないですけど」
先生  「『束』ってうまいこと言うなぁ」
コーチ 「現在の福留不在のドラゴンズ打線は右左のジグザグは取っていますが、メンタル面でわりと似通ったバッターが並んでるんですよね」

1番 井端  万能 
2番 荒木  まぁまぁ万能
3番 井上  ストレート打ちたい
4番 ウッズ ものすごい。だけどある次元を越えたストレートはホームランにはならない。
5番 森野  ストレート打ちたい
6番 中村紀 ストレート打ちたい
7番 李   速いストレートがあればそれほど怖くない
8番 谷繁  速いストレートがあればそれほど怖くない

コーチ 「こんな感じですかね、これが福留がおる場合は機能すると思うんですよ」

1番 荒木  まぁまぁ万能
2番 井端  万能
3番 福留  万能
4番 ウッズ ものすごい。
5番 森野  ストレート打ちたい。
6番 中村紀 ストレート打ちたい。

コーチ 「二番三番四番は完璧に投げてもなかなかアウトにならない。バッテリーが精神的に消耗したところを森野が決め打ちでスリーランってよくありましたよね」
先生  「なるほどなぁ。理にかなってると思う」
コーチ 「これが、福留不在やったことで大きく狂ってもうた」
先生  「なるほどな。でな、初戦と第三戦のオーダーが変わったけど、これはなんでや?」
コーチ 「キーは、井端と李やと思います」
先生  「初戦は李が二番、井端が三番やったもんなぁ」
コーチ 「落合監督は李が『まぁまぁ万能』の予定で二番に置いたんやと思います」
先生  「すると、こうなるわけやな」

1番 荒木  まぁまぁ万能
2番 李   まぁまぁ万能
3番 井端  万能
4番 ウッズ ものすごい
5番 森野  ストレート打ちたい
6番 中村紀 ストレート打ちたい
7番 井上  ストレート打ちたい
 
コーチ 「はい、この並びがベストオーダーと最も近く、福留不在のマイナスを最小限に抑えられると落合監督は考えたんじゃないでしょうか?」
先生  「ところが、誤算は李の不調」
コーチ 「まぁまぁ万能、やったはずが、速いストレートがあれば怖くないバッターになってしまった。好調時は万能型の打者やと思うんですけど、この三連戦に関しては調子が悪かった、と」
先生  「ということで、二戦目からいきなり打順変えてくるわけや。ほんで、オレわからへんかってんけど、荒木井端の順を井端荒木に入れ替えた理由はなんなんや?」
コーチ 「これは、飽くまで想像ですけどね」
先生  「おう」
コーチ 「井端をチャンスメーカーとポイントゲッターの両方でフル稼働させたかったんやと思います。1番と3番の両方打たしたい」
先生  「具体的にはどういうことや?」
コーチ 「二戦目から3番井上を入れて、李を7番に下げましたよね」
先生  「おう」
コーチ 「これは、ゲームの終盤に7番のところに投手を入れて9番を打者にする可能性があるということやと思ったんです」
先生  「確かに二戦目はそうしてるなぁ。9番のとこで代打で英智出して、そのままセンターに入って、李に代わってピッチャークルスやった」
コーチ 「するとね、谷繁、英智の次が井端になるんですよ」
先生  「なるほど、ゲームの終盤は三番打者になるわけやな」
コーチ 「井端荒木の順にする意味はこのくらいしか思いつかなかったですけども」
先生  「ほな、話戻して、や」
コーチ 「はい」
先生  「矢野のリードの話やけど」
コーチ 「肝はやっぱり『ストレートを打ちたい人』が3番、5番、6番の中軸に収まってしまったことにあると思うんです」
先生  「これをうまいこと利用したわけやな」
コーチ 「そう思いました」
先生  「まず初回や」
コーチ 「ボーグルソン、ブルペンから良かったんかも知れないですけど、矢野はストレートがどれくらい通用するかを井端、荒木に対して試してみたんやと思います」
先生  「なるほど。井端に対して6球中、5球がストレート。荒木に対して5球中3球がストレート。今の野球としちゃかなり多い割合やわな」
コーチ 「さらに、初球と決め球がいずれもストレートやったんです」
先生  「これは『ストレート打ちたい人たち』は意識してしまうわな」
コーチ 「ですよね。で、この後3番の井上には、初球シュートで決め球がチェンジアップでショートゴロ」
先生  「完璧な立ち上がりや」
コーチ 「これでボーグルソンと矢野が乗りました。二回は先頭ウッズには、まっすぐで押しまくってます」
先生  「ある次元を超えたストレートはホームランにできない」
コーチ 「ボーグルソンのストレートがその次元であることを矢野が確信したんでしょうね。先頭のウッズはヒットで出塁させてもかまわないですしとにかくストレート投げたら、抑えてもうた」
先生  「ほんでこの後やな」
コーチ 「森野、中村紀の『ストレート打ちたい』が続くところで」
先生  「森野は初球カットボールでファーストゴロ」
コーチ 「ノリは、初球チェンジアップで入って、ストレートをボールにして、三球目のチャンジアップでレフトフライ」
先生  「『束』にして打ち取るかぁ」
コーチ 「投げてないストレートが、さも投げられたような印象で打席を迎えさせることに成功したんやと思います」
先生  「初球から追い込まれてるみたいな」
コーチ 「ほんま、そうですね」
先生  「三回は『速いストレートがあれば怖くない人たち』が続くわけやけど」
コーチ 「まず李をストレートでセンターフライ。で、ここで谷繁対矢野なんですが、これはほんま読みあいやったと思います」
先生  「谷繁は変化球待ってたんやろな。谷繁型のリードやったら変化球投げさせそうやもんな」
コーチ 「ところが、矢野は『今の谷繁やったらまっすぐ打てん』って決め付けてガンガン投げさせる」
先生  「第1ラウンドは矢野に軍配」
コーチ 「結果的に序盤の3イニングパーフェクトに抑えたんですよね」
先生  「そして四回や」
コーチ 「ラッキーやったんは、この試合初めていい当たりされたんですけどね」
先生  「さすがは井端や」
コーチ 「それが正面に飛んでくれた」
先生  「そういうのも野球やからな」
コーチ 「荒木の内野安打は仕方ないとして」
先生  「この後『ストレート打ちたい人』なんやな」
コーチ 「井上に繋がれるとワンアウトランナー1,2塁ないし1、3塁という場面でウッズという非常にしんどい場面になるところで」
先生  「初球、カットボールで空振り」
コーチ 「ストレート待ってたんですよね」
先生  「ほんで、二球目のストレートを見逃し」
コーチ 「これすごい重要なシーンや思ったんですけどね」
先生  「うん」
コーチ 「『ストレート打ちたい人』は、ストレートのストライクを見逃すことがごっつい悔しいんですよ」
先生  「なんとなく分かるなぁ」
コーチ 「あぁ、今なんでストレート狙ってなかったんやろ!ってものすご後悔してしまう」
先生  「打席の中で悔恨の念を持たせてしまえば、勝負アリやはな」
コーチ 「矢野がむちゃくちゃ冴えてたのは、この『ストレートを打ちたい人たち』に対してストレートを投げさせるタイミングやったと思います」
先生  「結果考えることが完全に裏目裏目に出てタイミング崩してしまった井上は、チェンジアップで併殺」
コーチ 「矢野の完全勝利でした」
先生  「五回はウッズからやな。初球のカットボールをセンター前やった」
コーチ 「ウッズは、ヒットで出したらいいんですよ」
先生  「この後の『ストレート打ちたい人たち』を抑えればええからな」
コーチ 「そうなんですよね。ここで矢野がまたまた冴えてました」
先生  「森野に対して初球、二球目と続けてストレートやった」
コーチ 「これを森野が見逃すんですよね」
先生  「前の回の井上がチェンジアップで併殺打に打ち取られた残像もあったかな?」
コーチ 「あると思います。同じ左打者やし、これまでの井上、森野、ノリに対する一貫した攻め方を見て変化球狙いにしたんでしょう」
先生  「ところが、それを矢野が読みきった」
コーチ 「ストレートを打ちたかった森野を、結局全球ストレートで三振にとるんですよね」
先生  「凄いな、ほんま」
コーチ 「で、次のノリにはストレート狙われるんですよね」
先生  「少し危なかった」
コーチ 「やけど、おそらくは、ノリの中に少しの迷いがあったのではないかと思うんです」
先生  「ここまで完璧にやられてると、『打つこと』よりも『完璧にやられないこと』を優先してしまいそうやもんな」
コーチ 「狙いにいったはずのストレートがファールになる」
先生  「そして、チェンジアップでまた併殺」
コーチ 「これほど矢野のリードが疾走してる感じは久し振りでしたよね」
先生  「やけど6回、李にホームラン打たれてまう」
コーチ 「少しボーグルソンが疲れてきたんやと思います。それまでのイニングほど球威がなくなってしまった。でもそら一点くらい取られますよ」
先生  「大事なんはその後、二点目を取られなかったことやわな」
コーチ 「そうです。キーはやはり『ストレートを打ちたい人』3番の井上でした」
先生  「とりあえず、李にホームラン打たれた後、矢野対谷繁第2ラウンドも矢野の勝利で1アウト。川上は簡単にうち取って2アウト」
コーチ 「問題はここからで、やっぱり井端はこういうところで出塁するんですよね」
先生  「しかも、粘ってフォアボール」
コーチ 「ただの出塁ではなく、以下の打者を打ちやすくするフォアボールでした」
先生  「ツーアウト一塁でランナー井端は盗塁もあるし、なにかとやっかいな場面になってまう」
コーチ 「で、荒木にライト前に打たれてしまうわけです」
先生  「そして、『ストレートを打ちたい人』井上登場」
コーチ 「ここは大きなキーポイントでしたね。前の回で全球ストレートでやられた森野の残像と、自分の前の打者の荒木に対してもストレートで攻めてきたこと。自分が前の打席でストレートを見逃しチェンジアップで併殺に打ち取られた悔恨。すべて加味した矢野の配球やったと思います」
先生  「チェンジアップを二球続けて、サードフライ」
コーチ 「見事に抑えきりました」
先生  「ボーグルソンの力を120%出し切って、この時点で0対1」
コーチ 「素晴らしい内容でしたね」
先生  「そして、7回表、急激な絶好調を迎えたシーツが出塁して」
コーチ 「アニキの一振り」
先生  「迷いがなかったな」
コーチ 「さすがですよね。ほんまに凄い。ちょっとでも迷ってたらファールになってると思うんです。前の打席で三振したコースとほとんど同じコースのまっすぐでしたしね」
先生  「序盤から凄いピッチングをする川上に対して、アウトになりながらも、なんとかみんなで抵抗してきた結果やったんかな、少し球威が落ちたように見えた」
コーチ 「さらに林クンがバチーンとセンターオーバー」
先生  「桜井はシュートにやられっぱなしやったけども、これはいい経験ってことで」
コーチ 「そうですね。そして1アウト三塁で攻守を逆にした矢野対谷繁。ドラゴンズ側から見れば、もう、一点もやれない場面で矢野の読み勝ち」
先生  「シュート、シュートで追い込まれて、2ストライク2ボールの場面やったな」
コーチ 「ここでカットボールを待つ気持ちが少し強かったら、勝負球のシュートで桜井と同じような内野ゴロになってたと思います」
先生  「レフトフライ、決勝犠飛」
コーチ 「矢野が完全に戻ってきましたね」
先生  「ほんで、7回裏や。ピッチャーがダーウィンに交代したことで矢野のリードも変化したな」
コーチ 「ですね。またウッズが先頭でしたけど、ホームラン以外は構わないというスタンスで全部変化球で三振」
先生  「徹底してるよな。ほとんど、ストライクゾーンに投げさせようとせぇへんもんな」
コーチ 「結果的にそれがいいように出ましたね」
先生  「やけど、森野にはストレートをヒットされてしまう」
コーチ 「最初のストレートを見逃させたところまでは今までどおりやったんですけど、その後ストライク入らなくて3ボールにしてしましたから」
先生  「カウント的に開き直ってストレート待てる局面を与えてしまったんよな」
コーチ 「ですが、その後のノリに対して初球をストレート。これをノリが見逃します」
先生  「勝負アリやったな」
コーチ 「そうですね。悔恨のノリ。二球目のストレートを前の打席と同様にファール。結果チェンジアップで、またも三塁ゴロ併殺」
先生  「ほんまやったら、ここからすんなり久保田、球児でゲームセットのはずやねんけど」
コーチ 「ドラゴンズも負けられないですし、久保田も疲れてて全然おかしくないですし」
先生  「三連投やし、オールスターも休んでないしな」
コーチ 「抑えてほしいけど、酷な面もあると思いますよね」
先生  「カウントを悪くしては打たれるという悪い流れやったな」
コーチ 「立浪に意地のタイムリー打たれて一点差、なおもノーアウト1塁2塁で井端」
先生  「これ以上のピンチはありえんっていうピンチやったな」
コーチ 「ドラゴンズサイドとしてもむつかしい場面やったと思うんですけど、ここで送りバントしようとしてきましたよね」
先生  「福留がおらん今、チームで一番期待できるバッターやからな」
コーチ 「こういう場面では、ウッズよりも圧倒的に井端が怖いです」
先生  「正直、送りバントで助かった思ったもん」
コーチ 「井端を1番に入れたんがこの場面に限っては裏目に出てますしね。荒木で送って井端の方がドラゴンズとしては得点できる確率が圧倒的に高いですから」
先生  「ワンアウト二塁三塁で荒木と井上ならば、なんとかなる可能性があると思った」
コーチ 「ところが、ストライクが入らない」
先生  「さすがにヤバイと思ったよな」
コーチ 「でもここからが今日のスーパーヒーロー矢野の出番でしたよね」
先生  「もうどうなってもええから思いっきり投げよう作戦」
コーチ 「ノーアウト満塁で荒木に対して全球ストレートでした」
先生  「詰まってセカンドゴロで1アウト」
コーチ 「そして、今日のキーマン井上を迎えます」
先生  「ストレートを打ちたいバッターには、迷わせて、ストレートでカウントを取る」
コーチ 「ここまで一貫してやってきたことを矢野は信じて通しました。久保田のストレートが少し良くなってきたことも加味して」
先生  「外野フライも打たれたらあかん場面」
コーチ 「三振がほしかった」
先生  「スライダーのあとのストレートとはファールになる」
コーチ 「初球、二球目スライダーで1ストライク1ボール」
先生  「そして三球目のストレートが、ファール」
コーチ 「矢野は『よし、なんとかなる』と思ったかもしれないですね」
先生  「その後、ストレートを三球続けてボール、ファール、ファールで2ストライク2ボール」
コーチ 「ストレートが仕留められない井上、次のストレートこそ」
先生  「ここでインローにスライダー」
コーチ 「見事な三振でした」
先生  「しかし、まだまだ大ピンチは終わらず」
コーチ 「もし、今シーズン、秋にタイガースが奇跡を起こしていたとするなら、何度も繰り返し登場する場面かも知れません」
先生  「あの年の9月7日のように」
コーチ 「球児vsウッズ。掛け値なしの真っ向勝負」
先生  「2ストライク1ボールから、球児が投じた高目の快速球に、ウッズの猛スイングが空を切った瞬間」
コーチ 「矢野は大きくガッツポーズを取りました」
先生  「オレ、泣きそうや」
コーチ 「苦しんで苦しみぬいた今シーズンでしたよね。狩野の台頭、野口の活躍、もちろん、チームとしては喜ばしいことでしたが、弱かった頃から長年チームの屋台骨を支え続けた正捕手としては、心の中で期する思いがあったことでしょう」
先生  「ようやく矢野が戻ってきたな」
コーチ 「ほんまに長かったです」
先生  「ほんなら、長いトンネルを抜けてようやく輝きを取り戻した正捕手に」
コーチ 「乾杯!!」

先生  「これで五割やでー!!!!」


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posted by コーチ at 05:03| Comment(4) | TrackBack(2) | □ 矢野 輝弘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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