きっと皆さんそれぞれに理想のオーダーってあると思います。
で、ぼくもぼくなりにそれを考えてみたくなって、
去年のデータを参考にして、
あとある程度の常識をわきまえて(岡田彰布が監督であると踏まえて)、
個人的な理想オーダーを作ってみたいと思います。
てことで、岡田さんの見解を踏まえると言うことで、
もちろん1番赤星、4番金本、5番今岡は固定です。
で矢野は打撃の負担が最も少ない7番、これは個人的に固定したいので。
(8番はセ・リーグの場合投手の前を打つということで、ツーアウトからの出塁など非常に重要な役割があるという考え方によるもの。次の回を1番から始められるかどうか、8番はとても大事)
1番 中 赤星
2番
3番
4番 左 金本
5番 三 今岡
6番
7番 捕 矢野
8番
で、まず2番から考えていきたいのですが、
2番で最優先すべきことはもちろん
「一塁に赤星がいる場面」です。
ただヒットエンドランはほぼ考えなくてよいので、
ひとまず、
ランナー1塁の場面でヒットを打てる人。
さらに、
赤星が盗塁した後、ランナー2塁でヒットが打てる人。
一塁ランナーが赤星である以上、
細かいことは必要ありません。
赤星が走るのを待つなり、待たなくても、
打てる球が来たら打って一塁三塁を作るのが理想。
ただ、仮に赤星が2005年シーズン同様4割程度出塁したとしても、
残りの6割は凡退するわけで、
赤星の前の打順が投手であることを考えると、
ランナーのいない状態で、いかに出塁することができるかも、
大きな鍵となると考えます。
てことで、ランナーなし、ランナー1塁、ランナー2塁での条件別の打率を2番を打つ可能性のある選手同士で比較してみます。
<ランナーなしでの打率>
鳥谷 .276
シーツ .274
関本 .256
藤本 .212
<ランナー1塁での打率>
鳥谷 .308
シーツ .310
関本 .405
藤本 .250
<ランナー2塁での打率>
鳥谷 .232
シーツ .340
関本 .350
藤本 .303
やはり特筆すべき点は「ランナー1塁」時の関本の.405。
この比較においては2番打者は関本が適任と考えます。
さらに赤星が盗塁したとして、ランナー2塁。
また、8番打者がノーアウトで出塁して、投手がバントで2塁、
赤星が凡退したとして、ツーアウト2塁で1点取りたい場合。
その場合においても2塁にランナーをおいてのバッティングは重要。
ランナー2塁の場面でも打率トップの関本。
ランナーなしの場面での率にそれほど差はないため(もちろん打数も多いですが)
個人的に2番は関本がよいと考えます。
1番 中 赤星
2番 関本
3番
4番 左 金本
5番 三 今岡
6番
7番 捕 矢野
8番
関本はシーツと藤本のどちらが外れるかによりポジションが流動的なので、
ポジションはひとまず保留。
で、3番。
3番で最重要視される点は、赤星、関本の二人が出塁後の打撃。
1塁3塁若しくは1塁2塁時での比較。
<ランナー1塁2塁時の打率>
鳥谷 :.283
シーツ:.243
桧山 :.250
<ランナー1塁3塁時の打率>
鳥谷 :.083
シーツ:.188
桧山 :.308
濱中、林は打数が少ないので、参考外。
だけど、期待値も含めて選考に入れたい。
昨年のデータを比較すると、
桧山の安定度が一歩抜けているが、
しかし、タイガースの得点が4番5番でなされることを考えれば、
早いカウントで打つことが得意な桧山が適任かどうかは疑問。
かといってスペンサーは1,3塁で一本もヒットを打っていないことが判明(笑)
アツは代打の切り札において置きたいので、
残るは濱ちゃんか、林。
濱ちゃんは打数は少ないものの去年の満塁時の打率が6割と高く、
スタメンならば6番以降を打たせたい。
ゆえに、(個人的な好みが多いに入りますが)
3番はランディバースの面影を見る、林威助。
3番ライト。大ブレイクしてくれ!!
1番 中 赤星
2番 関本
3番 右 林
4番 左 金本
5番 三 今岡
6番
7番 捕 矢野
8番
てことで、3番までが固まったところで、
大事な大事な6番。
6番は、
今岡の好調時はチャンスメイクを、というより、
今岡好調時は別に打たなくてもいい6番。
できるだけ球数を投げさせたり、簡単にアウトにならないことが肝要。
ただ、今岡の不調時は返し損ねたランナーを返す仕事。
やはり大事なのはこの部分。
今岡の不調時は、事実上6番がポイントゲッター。
てこで、1,2塁時、1,3塁時、2,3塁時、満塁時の打率で比較。
外野は埋まっているので、桧山・スペは代打で。
<ランナー1.2塁時の打率>
シーツ .243
鳥谷 .283
藤本 .303
<ランナー1.3塁時の打率>
シーツ .188
鳥谷 .083
藤本 .100
<ランナー2.3塁時の打率>
シーツ .333
鳥谷 .333
藤本 .1.000
<満塁時の打率>
シーツ .316
鳥谷 .333
藤本 .556
濱中 .600
調べてみて驚いたのですが、ランナーをためての藤本の打率。
2,3塁は2打数2安打なので参考外といえばそうなのですが、
満塁とあわせてみても藤本。使いたい。
さらには好調時の今岡を仮定すれば、別にヒットを打たなくても、
いやらしい雰囲気を7番の矢野とあわせて作れば十分なので、
6番藤本、適任。
ただ、濱ちゃんも使いたい。
で、藤本の対左投手の打率を見てみると、
.181
昨年は明らかに打っていない模様。
ならば、
藤本と濱中の併用で行きたい。
てことで、右投手の場合。
6番セカンド藤本 関本がファースト。
左投手の場合、
6番ファースト濱中、関本がセカンド。
これでどうかな。
ということで必然的に8番は鳥谷。
今年一年、自由に打ってどこまで打てるか、とにかく何も考えずに打てるだけ打ってほしい。
完成〜!!
対右投手
1番 中 赤星
2番 一 関本
3番 右 林
4番 左 金本
5番 三 今岡
6番 二 藤本
7番 捕 矢野
8番 遊 鳥谷
対左投手
1番 中 赤星
2番 二 関本
3番 右 林
4番 左 金本
5番 三 今岡
6番 一 濱中
7番 捕 矢野
8番 遊 鳥谷
DH使用時は、
7番のところに 右投手なら桧山 左投手ならシーツ
こんなところです。
まぁ、去年のデータが参考にならないくらいに、
みんな打ちまくってくれるといいんですけどね(笑)
優勝してほしいなー!!
参考
http://baseball.yahoo.co.jp/npb/player?t=b&c=5
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考えが被っているところも、異なるところもありますね(笑)。
藤本が2,3塁や満塁で強いのは意外でした。
ただ、マコちゃん好調時は尚更6番は重要になると思います。
「さわらぬ神に祟りなし」で敬遠されちゃうことが多くなると思うので。
藤本6番、一度見てみたくなりました。
コーチさんの評価(期待度?)が高くてうれしいです。
林威助ファンの私は、2006年はシーズン通して一軍に
いればいいなと思ってました。
私の理想のオーダーは・・・難しいです。
桧山、浜ちゃん、藤本、関本、スペンサー、シーツ・・・
みんなにレギュラーになってほしいです。
でも、3月31日の開幕スタメンに浜ちゃんの名前があったら
一番うれしいかな。
コーチさんの意見とは違うんですけど
浜ちゃんが3番に入ると背番号が5,6,7と続いて
後ろから眺めると面白いかなと思います。
確かに6番大事ですよね。
最近去年のデータをせこせこ見ながら電卓叩いてるのですが、スペがことのほか活躍していたことを確認できて個人的には満足しています(笑)
今岡が好調時に敬遠気味の四球が増えるのはそうでしょうねぇ、なので3番も大事ですよね。アニキがチャンスメイクしているようだと、そのぶん6番に得点機が来ますから。3番が出塁していれば、4番5番と両方逃げるわけにはいかないので、今岡で決めれる場面が多くなりそう。
林に3番打ってほしいっす!!
>森無礼さん
優勝の翌年ですけど、だからこそ大胆な世代交代も見てみたいですが、現状で考えるとなかなか外せない選手ばかりですよね。桧山だって出ていてほしいし。toraoさんのところでもよく話題に上るでしょうけど、林、赤松、桜井、喜田誰かが準レギュラークラスまで来季のうちに来ていてほしいと言う願望はあります。大砲「候補」で終わらない大砲になってほしい人がたくさんいるし、赤松も好青年っぽいし(笑)難しいですよね、ほんと。スタメン20人くらい必要です(笑)
>ちえ虎さん
なんだか安心します。
そうなんですよ。ぼくもそうです。
ほんとはみんなレギュラーがいいです。
でも優勝もしてほしいです。
こういう気持ちの折り合いをつけることが、けっこう実生活でも課題のぼくです(笑)
とにかく、来季もみんないい顔でプレーしてほしいでよね!!
ほんまはそれだけっす!!