いよいよ、
キャンプが始まった。
「野球がやってくる」
やっと、野球がやってくる。
今朝のサンスポのタイガース記事。
その見出し。
浜ちゃんメチャイケ発進!70メートル投げた、63発打った
井川ロケッ投スタート!いきなりブルペン32球に将も大満足
変身スペンサー快音連発!岡田監督思わず「うおっ!!」
濱中、井川、スペンサー。
チームは優勝したけど、
自分自身の一年として、決して満足ではなかったはずの3人。
キャンプ初日、その船出を飾る記事の見出しには彼らの名が並んだ。
「打ったり、抑えるだけがチームに対する貢献ではない」
ぼくはこのことをくどいほどに書いた気がする。
そしてその中で、
投げたくても投げれない濱ちゃんは、その存在感を。不安定ゆえの力を。
どうやってもうまくいかない左のエースは、その、もがき苦しみながらも必死にやっている姿を。その一生懸命を、
打てないながらも、全ての打席で何とかチームに貢献しようとしていた脇役外国人は、その「打ちやすくした」という事実を、
ぼくは何とか讃えたいと思って、
とにかく讃えることしか考えなかった。
もし、万が一、本人の目に入ったとすれば、少しでも元気になってもらえるような文章を書ければな、とそう思って書いていた。だってみんな大好きだから。
だけど当然ながら、彼らの仕事は「野球」であって、彼らは「プロ野球選手」なのであって、だからその形での「貢献」はそれは大事なことで無駄ではなかったって分かってはいるけど、
心の底から満足いくもののはずはない。
濱ちゃんはレギュラーで一年間出た上で優勝できたほうが嬉しいに決まっているし、
井川だって大事な試合で勝った上で、20勝して優勝した方が嬉しいに決まっている。
スペンサーだって「3冠王取りたいか?」って聞いたら、「取りたい」って言うに決まってるんだ。
そんな彼らが今年、
その思いを胸にね、2月1日を迎えて、
その気持ちを一気に解放したんだ、って、そう思った。
そしてぼくはそのことをとても嬉しく思ったんだ。
心に傷を負った虎たちが、
今年、
その傷を、野球に変えて、叫び、抱きしめる祭。
2006年、ペナントレース。
いよいよ始まったんだ。
楽しくて嬉しくて、
心の底から充実感で満たされるはずのお祭りが、
いよいよ、始まったんだよ。
頑張れ、濱ちゃん。
頑張れ、井川。
頑張れ、スペンサー。
連覇の鍵は、あなたたちの解放しだいだ。
あなたたちが、その気持ちをもっともっと「野球」に変えて解放することが、
どんなに凄いメジャーリーガーを呼んで来ることよりも、戦力アップなんだ。
2006年の野球は、
あんなにも素晴らしかった2005年とはまた違う、
憂鬱という大気の膜を、その打球で、その投球で突き破った人たちの、
そんな晴れやかな笑顔で満たされそうな、そんな野球。
そんな素晴らしさの予感がする。
本当にそうなってほしい。
「あんな顔」して野球をする人たちに、日本一になってほしい。
ああ、いよいよ。
いよいよ野球が、やって来たんだ。
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あちこちでキャンプインのニュースを見ますが
今年私が1番印象に残ったのは井川でした。
去年の井川は私にとってホントに最悪でした。
でも直接見たわけではないのに、映像や写真で井川を見ると
今年やるんちゃうかと思ってしまったんです。
ナゼか理由は自分でもワカリマセンが(笑
いつかの週ベのサイン色紙に『マスコミを育てる』とか言うようなコトを書いていましたが
今年はマスコミともうまく付き合って言ってほしいと思います。
あとスペンサーは私個人として今までの外国人の中でも好き度上位の選手なんですよ(笑
2アウトのときのあの『2アウト!』とアピールしている手が大好きです(笑
なので去年残留が決まった時は本当に嬉しかったです。
ライトは本当に激戦区ですが頑張ってほしいです。
今日はキャンプ生中継を見てたんですけど、
濱ちゃん、頑張ってましたよ〜!
もちろん、みんな頑張ってましたけど◎
動いているみんなを見ると、楽しみな気持ちが
どんどんわいてきました!
怪我せず、キャンプを終えて、素晴らしいシーズンを
戦い抜いて欲しいですね!みんな頑張れ☆
最新記事にお礼コメントさせていただいてます〜。
コーチさんに教えていただいた通り、家にいる時は泣きました。
失恋してこんなに泣けるもんなん!?って思いながらもナチュラルに泣くの止まりませんでした。
で、スッキリしました!
もうね、泣いてる時の最後のほうとか「もういいやん、鳥谷くん幸せやねんからいいやん。てかあんたただのファンやん(笑)」って()で笑えるほどに思えてきました。
それはコーチさんに教えていただいたように、自分の気持ちに真正面から対峙して、自分でギュッってできたからやと思います。
(これ以上へこんでたら、ほんまに彼氏、友だちにひかれそうなんでこのへんでやめとこってゆーのもありますが(笑))
コーチさんにあつかましくも相談して、まさかのステキな回答をいただけて嬉しかったデス!ありがとうございました!
応援もありがとうです!!
おもっきり泣くのっていいですね〜。
おもっきり泣いたあと、またイチからスタートできるのがいいです!
「笑」と「泣」を上手に使いこなしていこうと思いました☆
あらら、長くなってスミマセン(;´∀`)
次回からはちゃんと野球コメントさせていただきますね〜。
テレビでキャンプの様子を見ているだけで楽しい気持ちになります。
夜の番組を見た後、デイリーの携帯ニュースで
「濱ちゃんと林が吉竹コーチのトスした球を捕球・・・」という記事を見て
「あ〜、やってた!やってた!そうそう。あれね!」
とひとり興奮して喜んでいました。
練習を見ているだけでも十分幸せな気持ちにさせてくれる
タイガースの選手たち。
そんなチームだからこそ、コーチさんの言われる
「2006年の野球は、
憂鬱という大気の膜を、その打球で、その投球で突き破った人たちの、
そんな晴れやかな笑顔で満たされそうな、そんな野球。
そんな素晴らしさの予感がする。」
本当にそうなってほしいです。晴れやかな笑顔をみんなにさせてあげたいです!