コーチ 「ですね」
先生 「『事実は小説よりも奇なり』の最終章や!」
コーチ 「ここから10連勝で優勝です!!」
先生 「強がりではなく」
コーチ 「本気で思ってますもんね!」
先生 「オレたちはアホやからな、優勝するとしかどうしても思われへんねや」
コーチ 「踊る阿呆に見る阿呆ですよ」
先生 「同じアホなら、最後まで目一杯応援するアホになりたい。目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、最後まで目一杯応援する男になりたい」
コーチ 「引用する曲が、微妙にズレてますよ(笑)」
先生 「なんで杉山があんなに小さくなってしまうのかってそんなことは杉山の責任ではない、もっと大きなことが理由や」
コーチ 「そうやと思います。ナベ君が打たれたことも然り」
先生 「スワローズ打線の中にガイエルがいなくて、やはりとてつもないつながりを見せたことも然り」
コーチ 「あんまり占いとか信用するほうじゃないですけどね、何かとてつもなく大きな波に飲み込まれている感じがしますね」
先生 「みんな溺れてるんや、やけど関本と葛城が先頭にたって何とかその波に抵抗してきたこの二日間やった」
コーチ 「だけど、泳いでも泳いでも、波はどうしようもないくらい押し寄せてくるんですよね。関本と葛城はほんまに立派です」
先生 「オレ、ヤクルト戦始まる前に、二試合は負けてもいいみたいなことちょっと言ったやん?」
コーチ 「言ってましたね」
先生 「それは『危険球ショック』を克服するには二試合くらい必要やろうと思ったからなわけやけど、ここにきてもそれは変わらへんわ」
コーチ 「ほんまですか?」
先生 「ほんまや、『かわらへん』って言っても心がソワソワせえへんことが何よりの証拠や」
コーチ 「それやったらほんまですね。嘘付くときって、心がソワソワしますもんね」
先生 「今日負けたら、はっきり言って終戦や」
コーチ 「そう思います」
先生 「やけど、くしくも今日、戦いの準備がようやくできたと思うんや」
コーチ 「二試合経過しましたしね」
先生 「大きな波に飲まれるばっかりやった初戦、しかし飲み込まれはしたものの抵抗はできた二戦目」
コーチ 「徐々に来てますよね」
先生 「さぁ、タイガース」
コーチ 「大いなる憂鬱をぶっ飛ばせ!!」
先生 「ドラゴンズにしてもジャイアンツにしても」
コーチ 「はい」
先生 「一番恐れているのは、その大きな憂鬱をぶっ飛ばしてしまったタイガースの姿なんや」
コーチ 「ここに来て野間口が完投したり、サヨナラ勝ちの後、大差で勝ってしまったり、順調すぎるのってけっこう不安ですもんね」
先生 「もともと12ゲーム差に反発しきったタイガースや」
コーチ 「その反発力こそタイガース最強の武器」
先生 「沈んで沈んで、一気に急上昇!!」
コーチ 「さぁ、2007年が『伝説』になるための準備は整いました」
先生 「『伝説』のエンディングに向かって、一気に突っ走るのみ」
コーチ 「太くて強いゴム状のものがグイーンと引っ張られて、その上にタイガースが乗っている。引っ張られて沈んでいるから波に飲み込まれっぱなしです。だけど、そのゴム状のものを支えている深く刺さった杭をみんなで抜くことができれば」
先生 「ゴム状のものは一気に解き放たれ、大いなるエネルギーでタイガースを空へ跳ね上げる」
コーチ 「物凄い勢いで、波を抜け、水しぶきの中見えたのはまぶしい太陽」
先生 「ふと下を見ると、キラキラ光る水面がとてもきれいで」
コーチ 「その水面に反射した道こそ、歩いてゆくべき道」
先生 「さぁ、今日がその日」
コーチ 「『伝説』が始まる日だー!!!」
先生 「そしてオレたちは」
コーチ 「その伝説の証人となるんです!!」
先生 「ゥゥゥォオリャー!!!!!!!」
コーチ 「ゥゥァァリャー!!!!!!!!」
先生 「今日の神宮よ、そんな夜であれ」
コーチ 「そして『伝説』が始まった日だと、呼ばれる夜となってほしい」
先生 「大好きやから」
コーチ 「優勝してほしい」
先生 「オレたちはほんとな」
コーチ 「はい、もう、それだけですからね」
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昨夜は現地で涙しましたがやっぱり大好きなんです。頑張っている選手にありがとうとがんばれを伝えたいですね。
もう目いっぱい“大好き!”を叫ぶのみ。それ以外できることないんですよね。
いつもいつも励まされます、コーチさんと先生、ありがとう!
遅くなってごめんなさい。
うん、ぼくは明日甲子園行ってきます。
切ない気持ちになるかもしれませんが、
それでも目一杯それを受け入れて、
「頑張れ」って応援してきます!
最後まで頑張りましょう◎
>tscbさん
返信遅くなってごめんなさい。
tscbさんのことですから、「怒り」よりも「しんどい」の方が強くなっているかと思われますが、しんどいですけど、最後まで頑張りましょうね!!
明日、甲子園行ってきます◎