先生 「・・・・・・」
コーチ 「先生、井川の下敷きに向かって、何ヒソヒソ話かけてるんですか?」
先生 「あなたの、髪型に対するこだわりは、世間に受け入れられないかもしれない」
コーチ 「ちょっと、先生!?」
先生 「でも見てごらん。大地に根を生やす木々は、こんなにも様々だ」
コーチ 「先生、なんのつもりですか?」
先生 「みつお」
コーチ 「先生!?」
先生 「アンダーシャツのアルファベットと数字。K29」
コーチ 「もう、ええ加減にせんと帰りますよ」
先生 「三振を示す“K”と井川“慶”」
コーチ 「そんなもん、誰かて知ってます」
先生 「駄洒落が人を幸せにする。こんなにも幸せにする」
コーチ 「嘘でしょ!!先生、嘘はダメです!!」
先生 「みつお」
コーチ 「先生!!」
先生 「ツッタカター、ツッタカター」
コーチ 「え?」
先生 「のりお」
コーチ 「先生!何がしたいんですか!!」
先生 「誰が何と言おうと」
コーチ 「もう、勝手にしてください!」
先生 「あなたがエースだから」
コーチ 「え?」
先生 「抑えても、打たれても、エースはあなただけだから」
コーチ 「先生・・・」
先生 「あなたの左腕は、夢を見たでしょう」
コーチ 「はい」
先生 「エースしか見ることができない。エースだけの夢を」
コーチ 「先生…」
先生 「みつお」
コーチ 「ハハハみつおちゃうでしょ。あいだみつおは井川の詩なんか書きません」
先生 「326」
コーチ 「その人も違います!!」
先生 「恥ずかしいんや」
コーチ 「分かってますよ」
先生 「井川任せたで!井川任せたで!井川任せたで!」
コーチ 「はい!!」
先生 「だって、エースはあなたしかおらへんねやから!!」
コーチ 「関西で待ってるぼくらに、エースのマウンドを!!」
先生 「あなたの心は、いつもマウンドを覆って、大きな心になっているんだよ」
コーチ 「せんせいより」
まぎれもない
あなたが、エースです
ランキング!!
井川投手の出来次第でゲームが決まると思っています。
エースらしいピッチングを期待したいですねっ!!
頑張って、応援してきますっ!!
本当に残念でした・・・
でも、まだこれからっす!!
前後裁断っす!!
もう一人の左のエースの背中がそういってます!!