2007年09月26日

大喜びのホームランで勝てますように

甲子園でのジャイアンツ戦三戦目からの七連敗。
ボギーが内海の顔面にデッドボールを当てたところからこうなった。
七つ続けて負けることの理由はもちろんそれだけではないが、きっかかけがあの一球だったことは間違いないと思う。危険球以前、以降。タイガースは全く別のチームになってしまった。

だからボーグルソンを先発させるな、なんてもちろん思わない。
原因を作ったもののみができうることはあると思った。チームメイトに対する謝罪をピッチングで表現すること。「ごめんなさい」を一球一球に込めることができれば、何か兆しが見えるかと思った。

実際、序盤のボギーは非常に良かった。コーナーに丁寧にストレートを投げ込んでいく。受ける矢野も強気の配球でボギーの背中を押した。


人の精神は儚いものだと思う。

佐伯に満塁ホームランを打たれて試合は決したわけだけど、その前の村田に対してカウント1−3になった場面。ここでボギーが何度か矢野のサインに首を振った。矢野が何のサインを出したのか分からなかったが、ボギーが投げた球はスライダーだった。それが外に大きく外れてフォアボール。それで満塁になったのだった。

その球を投じた後、ボギーはバツの悪さを隠すように矢野に対して謝っていて、その直後、佐伯に満塁弾を浴びた。


これだけチームの状態が悪くなると、分かりにくいことが多岐に渡って出てくる。「どうやって1点を防ぐのか」それが極限まで分かりにくくなっている現状。

分かりやすくしなきゃ。
今日、ボギーは首を振ってはいけなかったんだよ。全部矢野さんに任せることでのみ、マウンドにいることを許された日だったはずなんだ。マウンド上でボギーが矢野さんを信じる姿、その姿に矢野さんが応えボギーを助ける姿を、みんなが見て、そこで感じたもの持って打席に入る。それが一番強い姿だったんだ。だけどそれができなかった。だから負けたのはとても分かりやすい。だけどどうやって一点を防ぐかがとても分かりにくくなっている。

もうね、「勝つなら矢野。負けても矢野」徹底していいと思う。
チームとして絶対のルールを決める。ピッチャーは矢野のサインに首を振らない。矢野さんが出したサインは絶対に最善だ、とそう信じてストレートならストレート、変化球なら変化球。矢野さんが構えた場所目がけて投げるだけ。抑えたら矢野さんありがとう、打たれたら矢野さんが悪い。もう、それでいい。

できるだけ分かりやすくする。
「1点を防ぐ」のキーは「矢野と心中」だと思う。
これまでの感謝と信頼。それを全て合わせて全部を矢野に委ねたいな、と思う。

矢野がそれを意気に感じてね、フル回転でリードできたら絶対得点できるはず。


明日、甲子園に行きます。
素晴らしいゲームを期待してます。

信じて、支えて、助け合う。そんな野球が見たいです。
ぼくはスタンドで矢野さんを信じます。

って書きながらそろそろ狩野のような気もしてきたけど(笑)
それならまた春のような気持ちで一から頑張ればいい。

甲子園に戻って、リスタート。
その船出を真正面からこの目に焼き付けにいくよ。
「わっしょい、わっしょい」言えるといいな。

一ファンはスタンドにて、「お帰りなさい、大変でしたね」と思っています。そして、もうこれ以上、アニキに孤独な思いをさせないでほしいと思います。あんなホームラン、もう見たくないよ。ホームランなのに悲しいなんて矛盾してる。

明日は大喜びのホームランで勝てますように。


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posted by コーチ at 22:53| Comment(7) | TrackBack(1) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

だから今日は声を合わせて

先生  「なぁ、コーチ」
コーチ 「はい」
先生  「やっぱりこういう日は、目を閉じることやな!」
コーチ 「はい! 閉じました!」
先生  「では、質問に答えてください!」
コーチ 「はい!」
先生  「鳥谷選手の好きなところはどこですか?」
コーチ 「えっと、あまりいろんなことを引きずらずにいつでも安定したプレーができるところです。最近、内なる強い気持ちがポイントポイントであふれ出てくるようになったところも好きです」
先生  「わかりました。では、赤星選手の好きなところはどこですか?」
コーチ 「赤星選手は、いつでも全力で本当に根っこの部分で『フォアザチーム』のプレーをするところです。自分が何打数何安打だったとか気にしてません、チームの勝利が一番ですから、ってみんな言ううおそらくみんなそう思っているのだろうけど、本気の本気で一番そう思ってそうなのが赤星選手です」
先生  「はい。分かりました。では、シーツ選手の好きなところはどこですか?」
コーチ 「シーツ選手は、自分に向けてよく怒りを露にしますが、それだけ怒れるくらいいつも真剣なんだなって思います。バッティングで調子悪くても、守備の時に特に外国人のピッチャーによく声をかけにいくところがとても好きです」
先生  「では、金本選手は?」
コーチ 「金本選手は、もう、全部凄すぎて言葉になりません。アニキのおかげでタイガースはここまでこれました。感謝してもしきれません。心から尊敬しています」
先生  「では、今岡選手は?」
コーチ 「え?」
先生  「間違いました、桜井選手はどこが好きですか?」
コーチ 「本当に気持ちの強いところです。今は調子が悪いけど、真正面から克服してくれるだろうって期待しています。チャンスの時なんとかしてくれそうっていう雰囲気がとてもあります」
先生  「はい。では浜中選手はどうですか?」
コーチ 「浜中選手の好きなところは、恥ずかしがり屋で照れ屋に見えるところです。心の奥にきっと暗い影をたくさん持っているように見えます。それだけに打席で心の底から集中した浜ちゃんの表情を見るだけで泣けてくるのだと思います」
先生  「はい。では葛城選手のどこが好きですか?」
コーチ 「ブログにも何度か書いたけど、代打で出てフォアボールを選べるところがとても好きでした。赤星選手と同じで、場面場面で一番チームの力になれることを自分の精一杯で表現してくれるところが大好きです」
先生  「高橋光信選手はいかがですか?」
コーチ 「みっちゃんは、いっつも絶対打とうとしています。バッターは3割打てれば一流だとか、本当に考えてない。いっつも全部打とうとしているみっちゃんが大好きです」
先生  「では矢野選手はどこが好きですか?」
コーチ 「矢野選手は、もう感情をそのままに嬉しいときは嬉しいしダメになったらダメな顔するし、ぼくも矢野選手と一緒にいっつも喜んで、いっつも溜息をついてしまいます。素直なおじさんってとってもかっこいいと思います。大好きです」
先生  「はい、では野口選手はどうですか?」
コーチ 「野口選手は、とても優しいから好きです。みんなのお母さんみたいです。金本選手がお父さんで、野口選手が世話好きのお母さんです。野口選手に『偉かったね』と言ってもらいたくて頑張れた選手もいっぱいいると思います」
先生  「なるほど。では、続けます」
コーチ 「はい」
先生  「関本選手の好きなところはどこですか?」
コーチ 「関本選手は、自分ではない選手が活躍した時に、一番喜ぶところが好きです。サヨナラヒットを打った選手に真っ先に駆け寄るのはいつも関本です。大きな体をいっぱいに使って『ナイスバッティング!!』って満面の笑みは最高です」
先生  「そうですね。では藤本選手はどこが好きですか?」
コーチ 「藤本選手は、金本選手とニコニコじゃれあっている時が好きです。チームを潤滑するにあたって絶対に必要な選手だと思います。途中から守備についても、初回から出ているのと同じようにいたってふつうに出場しているところもとても凄いと思います」
先生  「なるほど。では、桧山選手はどこが好きですか?」
コーチ 「桧山選手はとても誠実な表情です。打てないけど代打で出続けていた頃、周りもよく見える人だと思うので『申し訳ない』と強く思っていたと思います。だけど、その『申し訳なさ』に対する一番の恩返しは打つことで、桧山選手は満塁ホームラン打つことができました。その誠実な強さ、本当にかっこいいと思います」
先生  「そうですね。では林選手のどこが好きですか?」
コーチ 「林選手もまた、真面目で実直で、嬉しいときは物凄く笑うし、林クンのような選手が活躍してくれると本当に幸せな気持ちになります」
先生  「藤原選手はどこが好きですか?」
コーチ 「藤原選手は、この間上原投手から打ったタイムリーヒットに象徴されるような『何が何でも』が物凄く溢れるところです。どこのポジションでも一生懸命こなすし、彼のおかげでいろんな攻撃のバリエーションもできているし、素晴らしい選手だと思います」
先生  「では狩野選手はどうですか?」
コーチ 「春の苦しかった頃、甲子園のジャイアンツ戦で打ったサヨナラヒットをぼくはずっと忘れないと思います。最近出場機会は少ないですが、ベンチにいる時、身を乗り出して声を出しているところを頻繁に見ます。プロ野球だって高校野球だって大事なことは同じだと思います。それを毎日毎日続けていて本当に素晴らしいと思います」
先生  「では最後に」
コーチ 「はい」
先生  「今岡選手が泣いたら、あなたは泣きますか?」
コーチ 「はい。もちろん号泣です。今岡が泣くところ見たいです。だから早く調子を上げて一軍の試合に出れるようになってほしいと思います。優勝争いに参加してほしいです。たぶん、打席に立っただけで泣いちゃいます」

先生  「ならばコーチ」
コーチ 「はい」
先生  「我々ができることは、一つですね」
コーチ 「はい、『大好き!』を目一杯表現して応援することだと思います」
先生  「だって、みんな大好きですからね」
コーチ 「だって、みんな大好きです」
先生  「そんな大好きなみんなに金本選手が胴上げされるところを」
コーチ 「ぼくたちは見たいから」
先生  「今日は勝てますよね」
コーチ 「もちろんです!!」
先生  「だから今日は声を合わせて」
コーチ 「はい!!」
二人  「頑張れー!!!!!!」


* 投手編は、次回のピンチの時に(笑)
  だけど投手編がないことを願いながら、「タイガース頑張れ!!!」 by コーチ


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posted by コーチ at 10:59| Comment(8) | TrackBack(0) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

アニキは孤独じゃない

先生  「なぁなぁ、コーチ」
コーチ 「どないしたんですか?」
先生  「あ、ちょっと待って」
コーチ 「え?」
先生  「(ティッシュをこより状に丸めて鼻をくすぐる)あ、来た」
コーチ 「先生?」
先生  「ふぁ、ふぁ… ふぁァァアニキ!!!!!」
コーチ 「ちょっと、先生」
先生  「なんや?」
コーチ 「なんや? やないです。何ですかそれは?」
先生  「『くしゃみをしながらアニキと言う』という新しい技や」
コーチ 「なぜですか?」
先生  「理由なんかあらへん。何で生きてるか?なんて答えは人それぞれ、答えは一つやないのと同じことや」
コーチ 「急に話題が飛躍したし、質問の答えになってないし、その技と答えが一つでないことは同じではないです。てか、いっぺんに三つもツッコまな成立しない発言せんといてください」
先生  「なぁ、コーチ」
コーチ 「はい」
先生  「ツッコミは愛やな。ツッコミは優しさやな」
コーチ 「いきなり何の話ですか?」
先生  「『何でやねん!』『どないやねん!』って言うだけがツッコミやない」
コーチ 「まぁそらそうですけども」
先生  「コーチのツッコミは愛がある。だって、全部つっこんでくれる。ボケって言うのはある種、会話の流れを遮る行為や。だからツッコんでもらってその異物感を取り除くことによって初めて成立する。だからボケるのは勇気がいるんや。自らを孤独の淵に向かおうとする行為やと言っても過言ではないと思う」
コーチ 「過言です」
先生  「コーチはオレを孤独にせぇへん。だからオレは孤独ではない」
コーチ 「さっきまで、テッィシュを丸めて鼻に詰めてた人の発言とは思えないです(笑)」
先生  「コーチ!!!!!!!」
コーチ 「は、はい」
先生  「好きー!!!!!!!」
コーチ 「分かりましたよ(笑) ぼくも好きですよ」

先生  「ところで、5回表の攻撃やけどな」
コーチ 「急展開すぎます」

先生  「アニキのホームランやった」
コーチ 「ほんまに苦しいところでは、いっつもアニキですね」
先生  「ホームラン打った後のベースを一周する表情見てて思ったんや」
コーチ 「はい」
先生  「孤独やろなぁ、って」
コーチ 「そうですね、ぼくも思いました」
先生  「何かな、洪水やねん。そこのドアが水に破られたら、家ごと流されてしまう。そのドアを破られんように必死になって歯を喰いしばって一人で支えてる感じがした」
コーチ 「足、ケガしてるのにね」
先生  「一人じゃ苦しい。一人じゃ苦しいから誰かに助けてもらいたいけど、頼んでやってもらうことやない。その部屋にいる誰もがそのドアが破られたらもう命がないことは分かってるんや。だけどそれに脅えて動くことすらできひん。その恐怖を克服してドアを破られへんように真正面から死守してこそ、何かが開かれてくるんや。諦めたらもう終わり」
コーチ 「前の試合でも、全く同じようなホームランをアニキは打ちましたけど、周りが反応しきれませんでしたからね」
先生  「二日続けてやったし、この試合の序盤もシーツと浜ちゃんがダブルプレー。今日のホームラン後のベースランニングには孤独感により拍車をかけたと思う」
コーチ 「だけどアニキは一人で支え続けた。何も言わないでただ只管に、真摯な態度で大水が押し寄せるドアと格闘するアニキ」
先生  「そこへ、一人の男が謝りながらやってくるんや。『金本さんすいません。ぼくにも手伝わせてください』」
コーチ 「みっちゃんでしたね」
先生  「アニキは少しだけ心が安らいだやろうと思う」
コーチ 「みっちゃんの気持ちがこもりにこもったフォアボール」
先生  「そして矢野や。『カネ、いっつもありがとう』」
コーチ 「その時、アニキとみっちゃんの二人で支えてたドアの後ろから矢野が体ごと支えてるみたいな」
先生  「このドアは絶対に破らせへん!!」
コーチ 「ファールファールで粘ってカウント2−3から矢野が苦手な真ん中の落ちる球で三振しそうなところ、そこを何とか止まってフォアボール」
先生  「その時、アニキとみっちゃんで支えてたドアを矢野が後ろから両手で支える。『カネ、いっつもありがとう』って」
コーチ 「アニキにホームラン打たれるまで、カープの高橋は素晴らしい内容でした。それが突如崩れたのはアレですよね」
先生  「せや、タイガースは高橋と対峙してたのではなく、再び飲み込まれかけた大きくて暗い憂鬱の闇を蹴散らそうと、アニキを先頭に対峙し始めたからや」
コーチ 「アニキを先頭に、みっちゃん、矢野と続いて」
先生  「藤本にもストライクが入らない」
コーチ 「ここで岡田さんもそれに呼応するんですよね」
先生  「代打、桜井」
コーチ 「杉山を4回で降ろすって勇気いったと思うんですけども、いいピッチングしてましたし」
先生  「だけど孤独や徒労を受け入れてまでアニキが打ったホームランに、みっちゃんと矢野が続いたこの回」
コーチ 「それに桜井が反応することで、桜井も何かを突破できるかもしれない。突破したなら、おそらく一気に大量点という場面でしたし、試合も決まる」
先生  「ええ代打やと思ったけど」
コーチ 「桜井もとらえかけてはいいたんですけどね」
先生  「いい当たりのショートゴロやった」
コーチ 「打球が矢野の体に当たって、守備妨害で矢野がアウト。ダブルプレーを阻止した形にもなりましたし、何となくいい流れで、鳥谷」
先生  「ジャストミートしたライナーが東出の正面」
コーチ 「もう、ほんまにあと僅か、あと僅かでした」
先生  「やけど大水からドアを守ろうとアニキを先頭にそれを死守しようと頑張った4回表」
コーチ 「気が付けば、嵐はおさまりました」

先生  「だけどまだ、部屋の外で水は強く流れてる。余談を許さん場面の5回裏」
コーチ 「杉山にかわって江草でした」
先生  「2アウトからピンチを招いて、代打に昨日打たれてる井生やった」
コーチ 「2アウト2、3塁で1塁が空いてたんですけども」
先生  「あそこでよう江草が攻め切った」
コーチ 「気持ちがほぐれたアニキが言うんですよね『江草も来い』って」
先生  「江草も一緒にドアを支えたもんな。『杉山、おまえもよう投げた』って杉山も江草と肩組んで、その輪に入る」
コーチ 「『偉い、偉い』ってみんなにヨシヨシしてもらってね、『ぼく4回しか投げてないですけど』とか遠慮がちに言うんですけど」
先生  「『そんなこと関係あらへん。ナイスピッチングはナイスピッチングじゃけ』」
コーチ 「杉山も仲間に加わって」
先生  「後はドアを開けて外に出るだけやってんけども、水によってドアが変形してしまってて開かないんや」
コーチ 「よっしゃ、みんなで行くでー!!」
先生  「6回表や」
コーチ 「いよいよです」
先生  「赤星、デッドボールで出塁」
コーチ 「シーツが右向いて思いっきり振ったらポテンヒットになったという内容のあるポテンで1塁2塁」
先生  「『ワシに任せとけ』ってアニキが決めたい場面やったと思うけど、もうこの時、アニキは孤独やなかった」
コーチ 「みんなでドアをこじ開けよう。フォアボール」
先生  「満塁になって浜ちゃんのところで代打桧山」
コーチ 「いい表情してました」
先生  「押し出しで、勝ち越しや」
コーチ 「葛城もまたいい顔してるんですよね」
先生  「ストライク入らへんのも無理ないでな」
コーチ 「また、押し出しでもう一点」
先生  「そして、矢野が決めた」
コーチ 「『みんなで優勝しよう!!』」
先生  「際どいファールフライがファールになった直後やった」
コーチ 「三遊間に強いゴロ」
先生  「ダメ押しのホームをアニキが踏んで」
コーチ 「アニキは孤独から解放されました」
先生  「みんなで守った心のドアを、みんなでこじ開け4得点」
コーチ 「嵐が去った夜空はとても穏やかに雲が流れ」
先生  「それを見上げてアニキは、少しだけ笑ったんや」


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posted by コーチ at 23:11| Comment(4) | TrackBack(1) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

秋に

先生  「ナゴヤドームで一勝二敗」
コーチ 「でしたね」
先生  「はぁ。。。」
コーチ 「特に、昨日の負け方はしんどかったです」

先生  「だけど!!」
コーチ 「そんな時は!!」
先生  「イエーイ!!」
コーチ 「イエーイ!!」
先生  「想像してみようのコーナー!!」
コーチ 「よーし、張り切って想像するぞ」

先生  「準備はよろしいですか」
コーチ 「はい」
先生  「しっかり目を閉じてくださいね」
コーチ 「はい」
先生  「想像してください!!」
コーチ 「はい」
先生  「球児、涙のヒーローインタビュー」
コーチ 「ちょうど、一年前でしたね。。。」
先生  「あれから怒涛の快進撃やったんや」
コーチ 「タイガースには、藤川球児がいるんです」
先生  「想像してください!!」
コーチ 「はい」
先生  「その球児に、駆け寄っていく矢野の笑顔」
コーチ 「笑ってますねぇ。。」
先生  「ものすご笑ってる」
コーチ 「球児は、ちょっとだけ遅れて」
先生  「笑うねん」
コーチ 「おっしゃー! 元気出てきた」
先生  「どんどん行くで!」
コーチ 「はい!」
先生  「想像してください」
コーチ 「はい!!」
先生  「お風呂に入っている、岡田監督」
コーチ 「先生!!」
先生  「なんや?」
コーチ 「なんや、やないです。想像するものに一貫性がなくなりました」
先生  「あ!」
コーチ 「あ! や、ないです。ちゃんとしてください」
先生  「お風呂を洗ってる岡田監督の間違いやった」
コーチ 「どっちでも一緒です! そのシーンを想像しても元気でないです!!」
先生  「分かった」
コーチ 「しっかり頼みますよ」
先生  「ではいきます」
コーチ 「はい」
先生  「想像してください。身長が5メートルになった、岡田監督」
コーチ 「先生!!」
先生  「ちょっと面白かったやろ?」
コーチ 「ちょっと面白かったですけど、それではダメです。ぼくは元気になりたいんです。巨大な岡田監督を想像しても元気でないです」
先生  「感動系?」
コーチ 「そうです。最初の方のやつはけっこう良かったんですよ」
先生  「分かった分かった、ほな感動系、いくで」
コーチ 「頼みますよ」
先生  「想像してください」
コーチ 「はい」
先生  「・・・・・・」
コーチ 「先生?」
先生  「・・・・・・」
コーチ 「先生、どないしたんですか? 泣いてるんですか?」
先生  「想像してもうたんや」
コーチ 「何を想像したんですか?」
先生  「秋にアニキが胴上げされてるとこや」


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posted by コーチ at 12:38| Comment(10) | TrackBack(0) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

今こそアニキを守る時

ぼくごときが心配してどうなることでもないことは分かっているのだけど、アニキの膝が心配だ。心配で心配で、レフトのフェンス際にファールフライが上がって、フェンスの手前でブレーキをかける瞬間とか、見ているこちらが顔をしかめてしまう。上を見ている時、どうしたって、人は下への意識が散漫になろうと思うから。

膝の状態は相当に悪いように思うのだ。

アニキの打撃の特徴は、よく解説などで使われる言葉で表現すると「軸がぶれない」ことだと思う。たとえば強い弾力のある大きな消しゴムを反時計回りにギュ〜ッとねじりあげ、左側を固定して一気に戻す。一気に戻すときに左側が固定されきらないと、ねじり戻す力が拡散してしまう。アニキはそのねじる力、ねじり戻す時の左の軸を固定する力が半端なく強い。だからこそ、あれほど強烈な打球を飛ばせるのだと理解している。

その左軸を固定するにあたって、最も重要な部位こそ「左膝」だ。

第二戦の最終打席だった。
アニキはあまり見せない打撃を見せた。


打撃のメカニズムとして、大きく二つに分類できると思う。一つはアニキのような「軸を固定させて打つ打ち方」で、代表的なのはヤンキースの松井秀喜。もう一つは、(左打者の場合)「軸を右足に移動して打つ打ち方」。代表的なのはもちろんイチロー。タイガースだと坂がこっちの打ち方だと思う。

どちらにもその合理性があるわけで、ここでどちらの打撃フォームが合理的かという話をするつもりはなく、

アニキとイチローは打ち方の根本が違うということ。

参考:
アニキのバッティングフォーム youtube
イチローのバッティングフォーム youtube
(両方ともホームランを打った時の映像です。イチローは古いのしか見つからなかったのですが。。。ホームラン打った後スローが出てくるので分かりやすいです)


第二戦の最終打席。
アニキは剛速球投手マルタの変化球を、まるでイチローのような打ち方でセンター前に運んでいった。そもそもそういう打ち方をしようとするはずもなく、結果的にそうなってしまったヒットだと思った。
相手投手の球が速いので、ある程度速球のタイミングで待つ。
しかし、高目に浮いた甘い変化球が来た。
呼び込んで・・・バチーン!!
と、通常ならなるようなボールだった。
その時々の結果は、バットが当たる角度によってホームランにもなるし、強烈なライト前ヒットであることもあるし、打ち損じて内野フライのこともある。それはそれでそういうものだと思うのだが、アニキがこのような場面でスイングの形を変えることは見たことがない。(どうしても一点取りたい場面など、追い込まれたカウントでちょこんと当ててレフト前に持っていこうとする時を除いて)

左膝のふんばりが利かないのだろうと思った。
ストレートのタイミングで待っていた。変化球が甘く浮いてきた。もう一度左の軸に力を溜めて・・・のところで、左膝が緩む。必然的に体が前に流れる、右足で流れた体を食い止めながらバットを出す。バットとボールが衝突するポイントも必然的に前になり、結果的にイチローのような打撃フォームになってしまったのではないか。


先生  「せやけどな、コーチ」
コーチ 「なんなんですか?急に」
先生  「大事なことはやな」
コーチ 「だから、急に登場されても対応できないです」
先生  「コーチ、こんにちは」
コーチ 「もう、分かりましたよ(笑)」
先生  「だから、大事なことはやな」
コーチ 「はい」
先生  「優勝するためにはアニキが四番であることが絶対不可欠やいうことや」
コーチ 「もちろんです」
先生  「ならば考えなあかんことは」
コーチ 「はい」
先生  「できる限り、アニキに負担をかけないこと。これに尽きる」
コーチ 「ですね」
先生  「もしも、もしもの話や。アニキが自ら連続出場の記録をストップを打診したら、監督はそれを受け入れるやろうと思う」
コーチ 「そうですね」
先生  「『アニキ不在』はもちろん物凄く大きな痛手やけども、もしかしたら、『金本さんのために』と赤星や矢野あたりを中心に恐ろしい結束を見せてシーズンを乗り切るかもしれん」
コーチ 「可能性はありますよね」
先生  「だけどもや」
コーチ 「はい」
先生  「それは仮に優勝できたとしても現在のタイガースにおいての理想の姿ではない」
コーチ 「もちろんです」
先生  「アニキが四番のチームで優勝して、初めて優勝なんや」
コーチ 「はい」
先生  「だから、そんな最悪の事態が起こらないためにも」
コーチ 「アニキに負担をかけてはいけない」
先生  「まず3番バッターや」
コーチ 「3番バッターができる限り出塁することによって、アニキが先頭打者のイニングを極力少なくすることですよね」
先生  「先頭打者でアニキが出塁すると、どうしても走塁の負担が増す」
コーチ 「昨日の試合でも、センターフライで二塁から三塁へタッチアップとかありましたもんね」
先生  「黒田のエラーを誘ったああいう当たりはどの局面でも走る必要があるから仕方ないにしても」
コーチ 「たとえばランナー二塁でアニキにまわせば、アニキはフォアボールの確率がものすごく高まりますし」
先生  「一塁二塁の時の一塁ランナーは、激走する必要の可能性が減るからな。フォアボールで歩けて、ランナーに出てからも走塁の負担が少ない」
コーチ 「理想はその後の林クンか桜井でホームラン」
先生  「アニキが歩いて帰ってこれるし、いっぱい点が入る」
コーチ 「理想過ぎますけどね(笑)」

先生  「これまでなぁ、アニキが絶大すぎるあまり、アニキをを基準にオーダーを考えてたことはあまりなかったと思うんや」
コーチ 「『四番はしっかりしてるから』ということが前提になってますもんね」
先生  「もうな、ここまで来たら四の五の言ってられへん。アニキと優勝するためにアニキを守るオーダーを。極端な言い方したら、チームよりアニキや」
コーチ 「そうすることが、アニキと優勝できることに最も近い方法やと思いますもん」
先生  「これまで散々お世話になってきたんや。手負いのボスを、みんなで守りたい」
コーチ 「ですね」
先生  「オレなりの考えでは、四番アニキ、五番林クン、六番桜井ここだけ固定や」
コーチ 「はい」
先生  「やっぱり後半戦好調の要因は四番五番六番のこの並びが固定したのも大きいと思う。で、何よりアニキが林クンの5番は打ちやすそうやねん」
コーチ 「精神的な負担が一番少ないですもんね」
先生  「で、アニキが塁上におるときに桜井がバチーンと打つことで、アニキが乗っていけるケースもあるやろうと思うし」
コーチ 「4番5番6番は現状がベストです」
先生  「それで問題は三番やけど」
コーチ 「はい」
先生  「3番は最近の調子、相手投手との兼ね合いで、シーツ、鳥谷、濱中、関本も入れてもええかな? この四人のうち、最も出塁できる可能性のあるバッターを3番に置く。そこで鳥谷が3番に入ったとして、1番赤星、2番関本、3番鳥谷で、7番矢野、8番シーツになったって構わんと思う」
コーチ 「シーツに対する気配りよりも、アニキの前のバッターがどれだけ出塁できるかを優先すると」
先生  「シーツが8番やと打線のバランスが崩れそうやったら、迷わず外して藤本や坂を入れたらええ」
コーチ 「これまではシーツ不調でも、シーツが打ち始めるまでできる限り3番で使いましたもんね」
先生  「一年間トータルで見たらその方がチームとして勝てる確率が上がるという岡田監督の信念によるものやと思うし、オレもその考え方は大好きや」
コーチ 「ぼくもです」
先生  「やけど、それは当然『アニキはいつでもアニキである』ということが前提になってたわけや」
コーチ 「ですね」
先生  「今のアニキは明らかに手負いや」
コーチ 「昨日の黒田がエラーしたピッチャーゴロって、結果的にはあれで試合決まったプレーでしたが、通常では考えられないですもんね」
先生  「せや。完全に打ち負けてる打球やから。ピッチャーが打席に入った時によく見るゴロやった」
コーチ 「今日一日休んで、少し回復してくれたらいいですけども」
先生  「そう簡単にいくような症状じゃなさそうやし」
コーチ 「ならば、アニキと一緒に優勝するために」
先生  「アニキを守る」
コーチ 「苦悶の表情でグラウンドに横たわり、担架で運ばれるアニキの姿に騒然とする甲子園」
先生  「そうなってからでは遅いんや」
コーチ 「だからアニキに負担をかけてはいけない」
先生  「3番はできる限り出塁する」
コーチ 「守備の時も、赤星もしくは桜井が、左中間の打球はセンターが捕り、レフトの前のフライは鳥谷がショートフライにする」
先生  「みんなで守るんや」
コーチ 「これまでにチームを支えてくれた、数え切れないほど多くの出来事と比べたら」
先生  「このくらいたいしたことやない」
コーチ 「アニキと一緒に優勝する」
先生  「せやな」

コーチ 「秋になって」
先生  「『甲子園』その全部で」
コーチ 「アニキを胴上げしたい」
先生  「感謝を込めて」
コーチ 「何度も、何度も、高く、高く」


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posted by コーチ at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

みんなでアニキに言いました。「ありがとう」を言いました。

先生  「なぁ、コーチ」
コーチ 「どうしたんですか?」
先生  「オレ、アニキの弟になりたい」
コーチ 「無理です。諦めてください」
先生  「オレの方が年上やからか?」
コーチ 「それもありますけど、とにかく無理です。諦めてください」
先生  「分かった。じゃあ頑張って応援する」
コーチ 「どないしたんですか? 今日はえらい素直ですね」
先生  「“素直”が今年のテーマやからな。タイガースのキャッチフレーズも『Be the 素直 For the 一生懸命』にすればええと思う」
コーチ 「ゴロが悪いし、意味が分かりません」
先生  「ほな、『Never Never Never 素直』」
コーチ 「もう、いいです(笑)」


先生  「せやけど、とにかくアニキを中心に物事は動いていくもんやな」
コーチ 「ほんまそうですね」
先生  「初回、杉山は見事に立ち上がったよな」
コーチ 「素晴らしかったです。内容うんぬんではなく、スワローズは確かに低迷してますけど、青木とラミレスにまわるイニングは瞬間的にむっちゃ強いイニングになりますからね」
先生  「初回を三者凡退で取れたら、もう100点満点や」
コーチ 「石井一久と杉山比べたら、今年の実績考えても、ふつうにタイガースの分が悪い試合でしたからね」
先生  「いつも以上に自分からリズムを壊すようなことをしては絶対にいけないゲームやった」
コーチ 「初回は赤星が出塁した時点で、無得点でもいいから『赤星が塁上にいること』を最大限に活かして相手を疲れさせることを達成したかったんですよね。それが、杉山と石井一久との力量差を埋めていくことになるわけで」
先生  「『盗塁するかも』『ランナー二塁でアニキに回したくない』できるだけ長くスワローズバッテリーにそう思わせたかった」
コーチ 「ところが」
先生  「アンディ、二球目を打ってダブルプレーや」
コーチ 「せっかく上昇してきたものが、また『停滞期』に入ってしまうかどうかのピンチを迎えてしまいます」
先生  「今年タイガースが重ねてきた数々の凡打が甦る」
コーチ 「甦らんといてください(笑)」
先生  「ファールフライと『ガチッ』という音のする内野ゴロ」
コーチ 「もう、いいです!!」
先生  「はい!!」
コーチ 「素直ですねぇ(笑)」
先生  「Be the 素直や」
コーチ 「分かりましたよ(笑)もう、先進めますよ」
先生  「はい!!」
コーチ 「しかし、その『停滞期』に向かおうか、としたチームの流れをグイッと押し戻したのが」
先生  「やっぱりアニキやった。やっぱり、いつでも、ほんまに、アニキなんやなぁ」
先生  「あそこで選んだフォアボールこそ」
コーチ 「すぐに我を忘れて悩んでしまうタイガース打線に」
先生  「『かまわん、地に足付けて、しっかり見ていけ。おまえらやたったらなんとかなるわい』」
コーチ 「そんなメッセージに見えましたね」
先生  「『分かったか、林クン!』『はい!!』」
コーチ 「ライト前ヒット」
先生  「『分かったか、桜井!』『はい!!』」
コーチ 「センター前に鮮やかなヒットでした」
先生  「ライナーやったから、二塁におったアニキは瞬間的に帰塁するんよな」
コーチ 「野球選手の本能ですから」
先生  「やけど、抜けると判断するや」
コーチ 「猛ダッシュ」
先生  「強く蹴った三塁ベースは」
コーチ 「痛くないほうの右足でした」
先生  「基本は左で蹴るんやけどな」
コーチ 「アニキは右足でベースを蹴った」
先生  「そして、猛スライディングで」
コーチ 「先制点!!」
先生  「後続の、矢野、関本、杉山」
コーチ 「みんな、ええ顔で打席立ってました」
先生  「長打はなくとも」
コーチ 「繋いで繋いで3得点」
先生  「みんながアニキみたいな気持ちで野球をやり始めてる!!みんながアニキみたいな気持ちで野球をやり始めてる!!」
コーチ 「先生、嬉しいんですね」
先生  「うん」
コーチ 「先生は嬉しいときは、二回繰り返しますもんね」
先生  「へへ」

コーチ 「アニキが早々に蘇生してくれたムードに乗って、好投を続ける杉山」
先生  「でしたが、」
コーチ 「ほんま『でしたが、』でしたね(笑)」
先生  「まぁ、五回三失点『よし』としよ!」
コーチ 「そうですね」
先生  「青木に打たれへんかったことは、あと二試合をいい結果をもたらす可能性が十分あるし」
コーチ 「たぶん、素直に一生懸命投げすぎて、バテたんですよ。ふつうに」
先生  「せやな」
コーチ 「よう言うやないですか。開幕戦とか日本シリーズとか、非日常の試合っていつもと違う緊張があるから、何倍も疲れるみたいなこと」
先生  「よう聞くなぁ」
コーチ 「杉山は、たぶんそんな気持ちで投げてたんですよね、きっと」
先生  「次に期待や!」
コーチ 「最後までローテーションの中で投げてほしいです」
先生  「期待してるで!!」

コーチ 「3−3になって、6回でしたね」
先生  「決勝点が入った」
コーチ 「はい」
先生  「この1点は、この時点で『待望の勝ち越し点』、『結果的に決勝点になった1点』という意味だけではなく」
コーチ 「『金本さん、本当にありがとうございます』が、見事に形になった1点でした」
先生  「フォアボールのシーツを一塁において、打席にアニキ」
コーチ 「甲子園のタイガースファンの誰もが『アニキは打つ!』と思っている場面で」
先生  「いい当たりやったけど、セカンドの正面にゴロが行ってもうて」
コーチ 「ダブルプレー」
先生  「前半戦のタイガースやったら、その後な」
コーチ 「初球をファーストへのファールフライでチェンジとか、ほんま苦しい気持ちになってしまう場面をよく見ました」
先生  「ところが昨日の林クン」
コーチ 「ええ顔してたんですよね」
先生  「チャンスが潰えた表情ではなかった」
コーチ 「丁寧に攻めてきていた、スワローズバッテリーが最後に甘くなりました」
先生  「真ん中に入ったスライダーやったな」
コーチ 「『これぞ林クン』という会心のライナーが右中間へ」
先生  「『金本さん、見てください!!』」
コーチ 「打った瞬間から、三塁に行くことを決めて走る林クン」
先生  「アニキがやってきたくれたことが、一つずつ結実してきたことを証明する林クンの三塁打やったな」
コーチ 「最高のムードになって、桜井でした」
先生  「打ちたかったやろうけど」
コーチ 「際どい球をグッと見極めてフォアボール」
先生  「『矢野さん、頼みました』
コーチ 「アニキが併殺打の後の林クンと桜井が作った大チャンス」
先生  「矢野、ほんまに燃えとったよな。『カネ、ほんまにありがとう。林クン、桜井ほんまにようやった。後は任せとけ』」
コーチ 「追い込まれてから、決して甘い球じゃありませんでした」
先生  「左手一本で体ごとぶつけていった打球は」
コーチ 「センターの前でワンバウンドし」
先生  「その時矢野は」
コーチ 「何度も何度もガッツポーズを見せたんですよ」

先生  「その大切な大切な1点を」
コーチ 「久保田と、ジェフと、球児で必死に守った」
先生  「球児は決して調子が良くなかったし」
コーチ 「スワローズ宮本のヘッドスライディングとか、むちゃくちゃ気合入ってて、スワローズに何かが傾きかけたけど」
先生  「ストレートで一球も空振りを取れなかった昨日の球児が」
コーチ 「宮出に投じた最後のボールは」
先生  「高目を狙ったストレートが」
コーチ 「低目にいってっしまったものでした」
先生  「高目に照準を合わせていた宮出はそれに反応できず」
コーチ 「見逃し三振、ゲームセット」
先生  「アニキへ贈った大切な大切な一点を」
コーチ 「必死に守ろうとした不調の球児は、何か見えないものに守られたのかも知れませんね」
先生  「みんなでアニキに言いました。『ありがとう』を言いました」


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posted by コーチ at 09:09| Comment(3) | TrackBack(0) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

総アニキ打線!!

先生  「初回の攻撃は素晴らしかってんよな」
コーチ 「アニキの前を打つバッターに、今までよりも強い気迫が感じられました」
先生  「その気迫を伴った鳥谷がランナーにおったら」
コーチ 「やっぱりアニキは打つんですよね」
先生  「アニキって“『意気』に感じた時打率”が8割くらい打率あると思うで」
コーチ 「それ、どうやって調べるんですか?笑」
先生  「ほんで、そのアニキを今までそれ以降が返されへんかってんや」
コーチ 「ずっとそうでしたね」
先生  「で、昨日は連日の激走のアニキを二塁において」
コーチ 「林クンがライト前」
先生  「これをアニキが連続激走でホームまで帰ってくる」
コーチ 「際どいタイミングでしたけど、セーフにしてしまうんですよね」
先生  「もう、泣き崩れるやん」
コーチ 「アニキ、接触した相川に『すまん』って謝ってましたしね」
先生  「もう、アニキ勘弁してくださいよって思ってた」
コーチ 「ほんま凄いとしか言いようがないです」
先生  「で、その完璧な二点以降、得点できんかったわけやけど」
コーチ 「はい」
先生  「よう言われることやけど、『守備から攻撃のリズム作る』とか」
コーチ 「ありますねぇ」
先生  「そういうのもあったし、まぁ、豪雨もあったし」
コーチ 「一概にチャンスで打てなかった人だけの問題でもないですね」
先生  「岩田かて悪気があって、リズム悪くしてたわけじゃないし、渡辺かてもちろんボール投げようと思って押し出しにしたわけじゃない」
コーチ 「岩田がもう少しだけテンポ良く投げれてたら、雨は満塁になる前に振り出したかも知れないし、タイガースが攻撃してるときだったかもしれないです、だけど、」
先生  「そんなことは分からんことやもんな」
コーチ 「昨日は岩田のための試合だったんですよ、きっと」
先生  「これから、大きくなるためのな」
コーチ 「ええ。『好投しても勝てない投手』じゃなくて、『投げる試合は負けない投手』になるための大きな試練やったと思います」
先生  「シーツが打たれへんかったのもほんまわずかのところやからな」
コーチ 「間違ってヒットにならなくて良かったと」
先生  「桜井やって、毎回前のランナー見てないわけじゃもちろんないやろし」
コーチ 「たまたまのボーンヘッドが昨日の試合のあの場面で出たのも、雨があのタイミングで降ったのと同じ理由やと思いますから」
先生  「もちろん、渡辺は責められへんし」
コーチ 「杉山と筒井にはもう一回チャンスあげてほしいですね」
先生  「せやな、杉山はできたらカープ戦の先発」
コーチ 「春にボコ打ちされて、そこからチームもガタガタいってまいましたしね。文字通りのリベンジです」

先生  「でな、13安打で2得点というなんか脱力感を伴う試合のあとや」
コーチ 「はい」
先生  「その次の試合でどうやって打席に立てばいいのかを今日はみんなで確認する試合や」
コーチ 「そうですね」
先生  「絶対的な正解を出してくれる人が一人おる」
コーチ 「おりますね。これまで、自分が打ってもその後が打たず、自分の前になかなかランナーがいなくとも、それでも次の打席で、しっかりと本来のスイングを続けてきた」
先生  「偉大なるアニキや」
コーチ 「はい」
先生  「アニキの前を打つバッターは、今日アニキがどんな姿で打席に入るか自分なりに推測して1打席目を送るのがいいと思う」
コーチ 「すぐに正解見れますし」
先生  「脱力後の打席に向かうことの正解の姿」
コーチ 「それはおそらく、いろんなことを『割り切る』とか『切り替える』とかではないんですよね」
先生  「せや思う」
コーチ 「原点に返ることだとぼくは思います」
先生  「まさに」
コーチ 「目を閉じて、グラウンドの匂いをかいで、大きく息を吸い込んで、野球ができることの幸せを感じて、ヒットを打ちたい、点を取って勝ちたい、と心の底から湧き出てきた場所で」
先生  「打席に立つ」
コーチ 「余計なもんが何にもなくなった状態で、ボールを待ったら」
先生  「打撃自体の調子は悪くないんや。絶対打てる」
コーチ 「アニキのように打席に立って、アニキに繋ぎ、アニキを返そう」
先生  「本日の目標、『総アニキ打線』!!」


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posted by コーチ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(1) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月28日

みんなのアニキに感謝を込めて

絶好調のタイガースに、敢えて一つ苦言を呈したい。

これ以上、アニキに負担をかけてはいけない。
初回の内野安打で全力疾走、盗塁。

そうやって、チームを盛上げることまでアニキに負担させてはいけないと思う。
アニキとてスーパーマンではない。人間離れした特殊な能力を持ち合わせているわけではなく、自らの意志で鍛錬して作り上げた肉体と濁りのない心を持った、素晴らしい一人の男性なのだ。

確かに「四番」とは、心技体全てでチームを牽引していく仕事だと思う。ただ、今のアニキが担っているあまりにもたくさんのことは、「四番」の仕事が際限のないものだとしても、一人の人間が負担するにはあまりにも荷が重いと思うのだ。

アニキの走塁に関する発言以降、目に見えて若手の選手の走塁に変化が起きた。だけど、昨日の試合で、林クンと桜井に一つずつ、「行けそうだけど、行かなかった場面」があった。アニキはどの場面でも必ず走っている。ナゴヤ初戦でのライト井上が後逸したと見るやの大激走。その反応が凄いのだ。

アニキが昨日打ったソロアーチ。
やはり、前の回にシーツがアニキまで回さなければならないと思うのだ。
ヒットじゃなくてもいい。その他の打席で打てなくてもいい。あの打席だけは、アニキに満塁をプレゼントしないと。満塁でアニキが打席に立ってたら、満塁ホームランだったかどうかは分からない。だけど、あんなムードでアニキに打席を回せるチャンスなんて今までなかったわけだから、絶対に満塁でアニキに回してほしかった。それでアニキがアウトになってもいい。アニキが少しだけ報われることが、大切だと思うのだ。

アニキがやってきてくれたことに対する恩返しは、やってもやりきれる量じゃない。それほどに見返りの期待ができない気配りを、アニキは黙々と続けてきてくれたのだ。今こそ、返していこうじゃないか。

鳥谷ができる恩返しは、際どい内野ゴロを打った時、もう一段階早くファーストベースにたどり着こうとする気迫だ。
赤星ができる恩返しは、初球にスタートを切って盗塁を試みる勇気だ。
シーツにできる恩返しは、簡単にアウトにならないという強い気持ちで全ての打席を送ることだ。
林クンと桜井にできる恩返しは、アニキが作ったチャンスでアニキをホームに返すこと。そして、チャンスでアニキが打てなかったときに打つことだ。
矢野や野口にできる恩返しは、魂を込めて投手をリードすることで、
関本や藤本や坂にできる恩返しは、とにかく全身全霊全てを賭して、出塁しようとする強い姿勢だと思う。

ベンチで控える桧山や庄田や葛城や狩野や藤原は出場していないときは声を出し、ベンチのムードを盛上げ、出場に備えることで、

今ファームにいる今年主軸であるべきだった人たちは、悔しい思いを全面に出し、それを受け入れる強さを身につけ、戦線に復帰するため鍛錬することだと思う。

交流戦が終わってから素晴らしいゲームが続いている。
皆それぞれ、しっかりやっていると思う。
だけどアニキはそれより遥かにいろんなことをやっているのだ。
皆が100頑張ってるときに、アニキは1000頑張ってきた。
アニキに感謝を込めて、アニキのために頑張ろう。

そんなアニキが「頭が上がらない」って讃える、
久保田や球児やジェフや江草やダーウィンのために頑張ろう。

ここまで支えてもらった人たちが、恩返ししていく番だ。

アニキに喜んでもらえる試合をしよう。
「みんな、ありがとう」って、アニキを泣かそうじゃないか。

感謝を込めて、優勝しよう。
今年はこれまでにない、「金本イヤー」になるように。


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posted by コーチ at 05:30| Comment(4) | TrackBack(0) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

後半戦開幕

皆さん、お久しぶりです!(っていっても年単位で久しぶりなので覚えてらっしゃる方もおられないと思いますが)多忙な暮らしもようやく一段落して、後半戦開幕ということで細々と再開してみようと思います。どうぞ、よろしくお願いします!

コーチ

********************


先生  「うーん。うーん」
コーチ 「どないしたんですか、先生?」
先生  「困ってるんや」
コーチ 「そんな難しい顔して、何に困ってるんですか?」
先生  「狩野のことはな」
コーチ 「はい」
先生  「何王子って呼んだらええんや?」
コーチ 「誰でも王子にする必要ありません」
先生  「いや、でも呼びたいやないか!」
コーチ 「だいたい狩野は王子っぽくないやないですか」
先生  「ハンカチ王子、ハニカミ王子、“王子”の前は“ハ”が付く四文字やな」
コーチ 「話、きいてください」
先生  「分かった!」
コーチ 「何が分かったんですか!?」
先生  「狩野はなぁ」
コーチ 「はい」
先生  「歯並び王子や!」
コーチ 「絶対おかしいです」
先生  「あ! ハナラビ王子!」
コーチ 「表記の問題やありません。見たことないでしょう? 狩野が歯並びキレイなとことか。てか、“王子”と“歯並び”は相容れない言葉です」
先生  「なぁ、コーチ」
コーチ 「どないしたんですか?」
先生  「懐かしいなぁ」
コーチ 「え?」
先生  「この感じ、懐かしいなぁ!」
コーチ 「そ、そうですねぇ。ほんま、久し振りですもんね」
先生  「一シーズン棒に振ったからな」
コーチ 「ハハハ、野球選手みたいですね」
先生  「ということで“野球町の人”再会や」
コーチ 「タイガースの選手ともども諦めずに優勝目指して頑張りましょう」
先生  「オレも膝の半月板の故障をおして、頑張る」
コーチ 「先生、嘘はダメです。アニキに失礼です」


<後半戦初戦。「不在対決」>

先生 「ひとまず昨日の試合は、飛車角落ちとは言わんけど、お互いに角を欠いたところからのスタートやったな」
コーチ「そうですね。タイガースがウィリアムス、ドラゴンズが福留」
先生 「その“不在”をチームとしてどう克服できるかが焦点やった」
コーチ「結果的にそれをどちらも克服できない中での戦いでした」
先生 「タイガースの方は、まず汗王子が3回で降板したんが誤算やったわな」
コーチ「汗王子て(笑)ジャンのことですね」
先生 「ほんで、ドラゴンズは再三、森野とノリのところにチャンスがまわったけど、なかなか得点できひん」
コーチ「そうですね。5回裏、ドラゴンズの攻撃で1アウト満塁でダーウィン対森野、ノリ」
先生 「7回にウィリアムスが居ない5回のダーウィン」
コーチ「対して、3番福留を経由していない5番の森野、6番ノリ」
先生 「軍配はダーウィン」
コーチ「2番井端、3番福留二人で打ちやすくして塁に出て、ウッズ、森野、ノリで得点するのが今年のドラゴンズですから、そのリズムが崩れたことと、“福留不在”という重圧が大きく森野ののしかかっていた感じが大きかったです」
先生 「ダーウィンはもう、送りバント失敗するわ、ピッチャーゴロ取られへんわで、投げるだけでいっぱいいっぱいやったからな。その辺がいいように出たかも知らん」
コーチ「6回もそうでしたね。ピッチャーは江草にかわってました」
先生 「せやな。荒木と井端で二点取られて、ウッズ歩かして満塁の場面で森野」
コーチ「あそこで森野に打たれたら正直負けてたと思うんですけどね、不思議と打たれる気がしなかった」
先生 「森野はオールスターでも打ってるし、決して不調なわけではなかったと思うねん」
コーチ「しかも江草、全然調子よくないし。だけど打たれる気がしなかったのは、あれですよね」
先生 「“福留不在”や」
コーチ「ほんで、問題の7回です。4対3と一点負けてて、ドラゴンズ戦、後半戦の開幕と考えるとジェフがおったら、順番は分かりませんが、7回からジェフか久保田かいってましたよね?」
先生 「せやな。さらに橋本までおらんから、渡辺しかおらんかった」
コーチ「ワンアウト一二塁で代打の切り札立浪」
先生 「苦しい場面で、しかも甘い球やった」
コーチ「打ち損じのレフトフライ」
先生 「これも、福留がいないことで起きた悪い流れを過度に意識しすぎた大ベテランなればこそのミスショットやったな」
コーチ「なるほどね。そんな感じがしますわ」
先生 「前の打席でタイムリー打ってる荒木がそれほど怖く感じないのは、あれやな」
コーチ「井端が遠いんですよね」
先生 「もうすぐ井端、次井端やと、この荒木を出塁させてはいけない指数が100増える」
コーチ「確かに。ドラゴンズは福留不在に終始支配されてしまってた感じがありました」
先生 「タイガースの方も、久保田が失点するし、球児も大ピンチを招くし、ジェフ不在の影響は大きかったけどな」
コーチ「なんか、もう、必死にやってたらなんとかなってしまったっていうような感じでしたね(笑)」
先生 「せや。幸か不幸かタイガースの方がうまくいかないことに慣れてる感じがした。知らん間に打たれ強くなってる」
コーチ「どっちもうまくいかない中の攻防でしたけど、タイガースの方が意識しすぎず、耐え忍んだことが勝利の要因ですかね?」
先生 「せや思う」


<よかったところ>
先生 「でもなんか、話が重くなってもうたから、この辺でよかったところを言うコーナー!」
コーチ「何なんですか?このコーナー。前はこんな展開あんまりなかったですよ」
先生 「“笑い”で始めて“泣き”で締めるんが、コーチの得意のパターンやからな」
コーチ「分析されると恥ずかしいです」
先生 「対して、“しんどい”で始めて“適当”で締めるんがオレのパターンなんや」
コーチ「自信持って言わんといてください」
先生 「というわけで、よかったとこを言うコーナー、まずはベテラン捕手編!」
コーチ「ベテラン捕手編、って一人しかいないでしょう」
先生 「正解です」
コーチ「クイズやったんですか!?」
先生 「矢野が復調してきたな」
コーチ「そうですね。特に、右中間のタイムリーがよかったですね」
先生 「もうなぁ、矢野は何も考えんと思いっきり振ったらええと思うねん」
コーチ「そうですねぇ。彼、すぐに憂鬱になりますからね」
先生 「もう、矢野は全部ダブルプレーでもええから、思いっきり振ってほしい。ほんでうまく当たったら昨日みたいにホームランになったり、右中間にボカーンっていったりする感じ」
コーチ「矢野自身もそんな感じで振ってるような気がしましたよ。全然当たりそうもない空振りもありましたもん」
先生 「それでええんや、そのための7番やからな」
コーチ「8番、坂っていいですよね」
先生 「なんか、塁に出そうな感じがある」
コーチ「矢野が凡退しても、坂が出塁して、ピッチャーまで回して次の回一番からっていうのが積み重なると大きいですもんね」
先生 「オレは坂に出塁率十割を期待してるんや」
コーチ「期待しすぎです(笑)」


先生 「続いてのよかったところは、外国人編!しかも白人編!」
コーチ「先生、これはなんのためのフリなんですか?理解できないです」
先生 「シーツもなんとかなるかもな。ちょっと明かるかったし」
コーチ「二塁打、山井から打ちましたもんね」
先生 「一番苦手なタイプや」
コーチ「キレのいいストレートと、スライダーが武器の右投手」
先生 「甘く来たとはいえ、飛んだコースがよかったとはいえ、初球からいったことをまず評価したいし」
コーチ「ほんでそれがフェアゾーンに飛んだとこ」
先生 「今年、シーツのファールフライ何本見たかわからへんもんな(笑)脱邪飛王子や」
コーチ「ハハハ邪飛ってイヤな響きですよね」
先生 「もう、とにかく打ちに行っても前に飛ばんかったからな」
コーチ「矢野のタイムリーの前のフォアボールも良く選びましたしね」
先生 「あれも前半戦やったら、間違いなく空振りしとった。セオリー通りの配球で三振する王子やったからな」
コーチ「王子の前が長すぎます」
先生 「まぁ復調の兆しってことや!」


コーチ「あと、目立たないところなんですけどね」
先生 「おう」
コーチ「シーツ二塁打、矢野ライトフライでシーツ進塁という、前半戦ではほとんど見られなかったチャンスのシーンで、代打の葛城がフォアボール選んだんですよね」
先生 「あれは大事なシーンやったな」
コーチ「打ちたいやないですか。少ないチャンス。後輩がどんどん台頭してる中、そのまま坂、もしくは庄田、桧山という選択もあった場面で代打で出てるわけですよ」
先生 「凡退したら、また二軍かも知れんしなぁ」
コーチ「そこで我慢してようフォアボールで出ました」
先生 「その後、関本が打って一点入ったし」
コーチ「価値ある四球でしたね」
先生 「ほんで、関本のポテンヒットはな、あと併せて言うと藤本のタイムリーもそうやけど、あれは自分が活躍してない試合で、勝ったときとかにな、二人よう喜んでんねやわ」
コーチ「そうですねぇ、狩野のデビュー戦の時、スタンドにボールもらいにいったん関本でしたしね」
先生 「そういうのがな、そろそろ実を結んでもええ頃かな、と思う。人間には見えないもんが打たしてくれることもあると思うしな」
コーチ「ですね。そろそろ打っていってくれるでしょう!」

先生 「ほんでハナラビ王子や」
コーチ「絶対、その呼び方定着しないですよ」
先生 「狩野は勝負強いなぁ」
コーチ「勇気ありますよね」
先生 「岩瀬のスライダー一本に的を絞ってフルスイングって、それができなかったから今までみんな打てへんかってんで」
コーチ「すごいピッチャーやって敬意を払った上で、一か八かスライダー狙いで、どこ飛ぶかは知らん打法」
先生 「見事なタイムリーやったな」

コーチ「で、問題はですね・・・」
先生 「せやな。タイガースファン全員が思ってることやと思う」
コーチ「彼ですよね」
先生 「憂鬱王子」
コーチ「あ、始めてしっくりきた(笑)」
先生 「今岡はなぁ、たぶん、みんなにごめんなさいって言ってないからあかんねん」
コーチ「打てなくてごめんなさい、ですか?」
先生 「そうじゃなくて、心が弱くてごめんなさい、や」
コーチ「なるほど」
先生 「今岡が打つのうまいのみんな知ってるねん。ほんまに一位通過しよ思ったら、絶対に今岡が打たなあかん。だからな、今岡は試合に出てて当然やねん。だけどな、今岡自身がそのことをうまく消化できてない。打てへんかったらどうしよ? うまくいかへん、おれ、あかんなぁ、ばっかりや。打ってないわけやないねん。実は打率は井端とかわらへんねんで。でも、この存在感の違いはやっぱり弱さや。弱いんは弱いんでかまへん。だけど弱いなりにな、ぼく打ちたいんです!チームに貢献したいんです!広沢さん、ぼくどうやったら打てますか? 金本さん、ぼくどうしたらいいですか? って言うのが自然やと思う。泣いたらええねん。打ちたいんです、って泣いたらええ。ほんで、弱くてごめんなさいって謝ったらな、たぶん、打てる」
コーチ「先生・・・」
先生 「な、なんや?」
コーチ「ちょっと感動するやないですか」
先生 「泣きで締めるんやろ?」
コーチ「そうっすね。久し振りやし」

先生 「ほな、そろそろ締めよか」
コーチ「そうですね。語りつくせませんが今日で終わりやないんでね」
先生 「やけど、あと一つ大事なシーンを忘れとる」
コーチ「最後まで残してたんです」
先生 「そっか、ほんなら、満身創痍の体いっぱいでチームを引っ張る」
コーチ「アニキの大激走に」

二人 「乾杯!!!!」


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posted by コーチ at 15:33| Comment(13) | TrackBack(0) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

岡田タイガース、もう、楽しゅうてしゃーない!!

先生  「もう、アニキ!!もう・・・アニキ!!」
コーチ 「ほんまそうです。ほんまそうです」
先生  「アニキ!アニキ!アニキ!」
コーチ 「ほんまに先生、その通りです!!」
先生  「アニキ!総理大臣になってください!!」
コーチ 「それは違います」
先生  「アニキが選挙出たらオレ投票行くで」
コーチ 「出なくても行ってください」
先生  「アニキやったら、この腐敗しきった政界を改革してくれる!!」
コーチ 「そんなんアニキにとったらええ迷惑です」
先生  「ほんま、アニキが出馬したら選挙行くのになぁ」
コーチ 「でも、もしアニキが出るんやったらたぶん広島の選挙区やから、先生、投票する権利ないですよ」
先生  「ガビーン!!」
コーチ 「また分かりやすいショックの受け方ですねぇ」
先生  「オレ、広島住む」
コーチ 「それやったら、サンテレビないですよ」
先生  「これぞ八方ふさがりや!!」
コーチ 「いや、アニキは出馬しないから、先生が勝手に塞がれてるだけです」


岡田采配が落合采配を凌駕した

先生  「岡田監督と落合監督の対決」
コーチ 「軍配は岡田彰信でした」
先生  「肝が据わっているように見えて、案外小心者の二人」
コーチ 「その意味では似たもの同士の対決でしたよね」
先生  「当然のようにローテーションを守る岡田と」
コーチ 「当然のように川上を出してきた落合」
先生  「岡田監督は、我慢することで産み出される勝利っていうもんに、結果を出した」
コーチ 「そうですね。全部が繋がってるなぁって感じがしました」
先生  「初回の鳥谷のダブルプレーなんかが、いい例やわな」
コーチ 「そうですね、鳥谷、決して調子がいいわけではない」
先生  「でも、送りバントはささへんわけや」
コーチ 「ふつうに打たせるっていう我慢」
先生  「直接繋がってるようには見えへんねやけど、それがアニキのホームランを呼ぶんやと思う」
コーチ 「分かります」
先生  「少し振り返ると、大激論になった、初戦での井川の続投」
コーチ 「あれでよかったんですよね」
先生  「あそこで続投させたからこその2勝1敗や」
コーチ 「ない話しても仕方ないですけど、あの場面で早めに球児出して逃げ切ってたら」
先生  「2戦目3戦目を落とす可能性が高くなる」
コーチ 「チームのリズムを崩れることこそが、最も優勝の可能性を低めるって誰よりも強く思ってるんでしょうね」
先生  「せや思う」
コーチ 「そして、その考えを基盤に振るわれる采配」
先生  「それこそが、岡田采配の妙や」
コーチ 「はい」
先生  「そして、結果を出した」
コーチ 「ほんま、見事でした」
先生  「福原と安藤で勝ったんや」
コーチ 「もうぼくらもけっこう岡田さんの考え方に慣れてるからそれで当たり前みたいに思ってしまいますけど、福原をとばして、井川、安藤、下柳でドラゴンズ戦って、全然ふつうの考え方ですからね」
先生  「せやねん。でも、それは岡田野球やない」
コーチ 「それやと勝利を掴みにいってるから」
先生  「たぶんそういうことしたら、赤星とか藤本とかが顕著に出そうやけど、基本的にタイガースの選手真面目すぎるから、そのぶん力んでまう可能性が高い」
コーチ 「そしたら、昨日の赤星、藤本の猛打賞って可能性が下がるんですよね」
先生  「初戦井川、2戦目福原、3戦目安藤。当然それでええねや」
コーチ 「逆に言うと、中日が全くその状態に陥ってしまった」
先生  「川上を出して、先制したのに、全体的にどうにも噛み合わない」
コーチ 「井端も打ってる、ウッズも打ってるのに、点数が入らない」
先生  「自分が作った形を信じきった岡田監督と」
コーチ 「信じきれずに一般論を取り入れた落合監督の迷い」
先生  「そして出た、結果。終わってみれば2.5ゲーム差でタイガースの首位」
コーチ 「これは、大きいです」


岡田監督の我慢、その我慢が向かう先とは・・・

先生  「でな、我慢する我慢するって言うてるけどな」
コーチ 「はい」
先生  「それはどういうことか、もう少し詳しく言うとな」
コーチ 「ええ」
先生  「選手が最も力を発揮しやすい環境を提供し続けるってことやわな」
コーチ 「そうですねぇ」
先生  「チームが一番強いチーム状態って、全員が目の色変えて必死の形相でプレーしてる時やない」
コーチ 「はい」
先生  「もう、なんやよう分からんけど、打てるし、抑えれるし、野球、楽しゅうてしゃーないやん!!っていう状態が一番強いわけや」
コーチ 「もちろんそうです」
先生  「岡田監督は、その状態に最も近づきやすいように考えてるんやと思う」
コーチ 「なるほど」
先生  「ほんで、それにかなり近い状態で試合できたら」
コーチ 「昨日みたいなことになるんですね」
先生  「江川が解説で“もう、ジャイアンツの選手はひっちゃけになってやるしかないです”みないなことを連呼してるやろ?」
コーチ 「口癖のように言うてますね」
先生  「もちろ現状を踏まえて、ジャイアンツの選手は“ひっちゃけ”にならなあかんと思う。何でや思う?」
コーチ 「あれですよね。“ひっちゃけ”は負けたときの言い訳になりますからね」
先生  「せやねん。“ひっちゃけ”が向かう先に“楽しゅうてしゃあない”ってもんはあらへん。そこにあるのは“悲壮感”や」
コーチ 「確かに」
先生  「そんだけ、悲壮感漂わせてやってるんやから、負けてもしゃーない、っていうのは理屈が通ってるねんな」
コーチ 「でも、それは実は勝利への最短距離ではないんですよね」
先生  「その通りや。楽しいほうが絶対強い。打って投げて走って、タイムリーヒット打てたもんなら、もう笑けるくらい嬉しいってそういう状態が一番強いし、見ててもええ気分になれる」
先生  「だから、タイガースは“ひっちゃけ”にやる必要はない。一球一球の緊張感が楽しくて楽しくうずうずしてしまうような、そういう状態を目指して今までどおりやればええと思う」
コーチ 「ほんまそうですね」
先生  「ドラゴンズもそういう試合やりたかったんやろうけど」
コーチ 「少しだけ“ひっちゃけ”になってもうた」
先生  「そして差が開いた」
コーチ 「これですよね。ほんまこの感じですよね」
先生  「タイガース、ようやくエンジンかかってきたな!」
コーチ 「はい!」
先生  「さぁこれからどんどんと“楽しゅうてしゃーない”っていう瞬間瞬間が見れるはずや!!」
コーチ 「はい!!」

先生  「ほな改めて」
コーチ 「はい!!」
先生  「岡田監督の大いなる我慢と」
コーチ 「楽しゅうてしゃーない状態に近づいてきたアニキの凄まじいホームラン、そして」
先生  「今岡の変なタイムリーヒットを祝して」

コーチ 「乾杯!!!!」

aniki81.jpg
このスイング“悲壮感”見えますか?
“悲壮感”は、
150メートルもボールを飛ばさないですよね、アニキ。



いっしょに乾杯してください◎ランキングへ◎
posted by コーチ at 07:43| Comment(2) | TrackBack(8) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月29日

アニキの思いがドームの空気となる

先生  「プロ入り初完投勝利って・・・」
コーチ 「実は、地味ですよね」  
先生  「なのにどうして」
コーチ 「涙が止まらないのでしょうか!」
先生  「初完投勝利おめでとう!!そうやってテレビの中の安藤を抱きしめたい気分になるのは、どうしてなのでしょうか?」
コーチ 「先生はその気持ちになっただけじゃなくて、本当にテレビを抱きしめてましたけどね」
先生  「だってな」
コーチ 「はい」
先生  「岡田監督、ほんまに嬉しそうやった。安藤の完投勝利を誰よりも喜んでいた」
コーチ 「ほんまええ顔してましたよね」
先生  「いつものごとく矢野も」
コーチ 「出番がなかった桧山も」
先生  「ほんまにみんなが喜んでいた」
コーチ 「濱中のとこにフライが上がった時の緊張感」
先生  「無難に処理した後の藤本のはしゃぎよう」
コーチ 「あぁ、ほんまに素晴らしいチームや」
先生  「対して巨人」
コーチ 「十川のプロ入り初ホームラン」
先生  「もっと喜んだれよ」
コーチ 「この差ですよね」
先生  「だから首位。だから5位」
コーチ 「それにしても9点取った2回の攻撃」
先生  「きかけはやはり・・・」
コーチ 「アニキ」
先生  「昨日までの2試合、徹底してアニキは」
コーチ 「自分で決めようとしなかった」
先生  「後ろに繋ぐ意識、なんていうアバウトな言葉は間違いで、もっと明確な」
コーチ 「今岡が打つまで、ワシは待つけの〜」
先生  「待つじゃけ。待つじゃけ」
コーチ 「本当にずっと待っていた」
先生  「フォアボールにレフト前ヒットが目立ったここ2戦、アニキの打席」
コーチ 「そしてその今岡が」
先生  「先制タイムリー」
コーチ 「本塁へ向かうアニキの表情」
先生  「このヒットを絶対1点にする」
コーチ 「2塁から見ていた今岡の打球」
先生  「納得やったんやろなぁ」
コーチ 「センター前にライナーで。これぞ、待っていた打球だった」
先生  「まーことー!!」
コーチ 「そんな表情でした」
先生  「だからこそその打球を1点にしたかった」
コーチ 「アニキの思いが」
先生  「東京ドームを支配する」
コーチ 「そして打者一巡。繋いで繋いで、またアニキの打席」
先生  「弾丸ライナーのホームラン」
コーチ 「決めにいったアニキの打球で」
先生  「ゲームは決した」
コーチ 「アニキが決めにいったということ」
先生  「それは即ち、今岡に繋ごうとしなかったということ」
コーチ 「なぜか?」
先生  「今岡は、もう、大丈夫だから」
コーチ 「アニキのホームランは、アニキがそう言ってるも同じ」
先生  「アニキが支配した東京ドーム」
コーチ 「アニキの今岡への思いが充満した東京ドーム」
先生  「その空気を」
コーチ 「アニキが切り裂いた」
先生  「マコトよくやったけのー!!」
コーチ 「アニキの打球はそう雄叫びを上げていた」
先生  「アニキの太鼓判や」
コーチ 「ホームランという太鼓判」
先生  「なんてかっこいいお人なんや!!」
コーチ 「だからもう、今岡は大丈夫」
先生  「そして直後」
コーチ 「大丈夫になった今岡は」
先生  「レフトスタンドへ完璧なホームラン」
コーチ 「“心配かけてすみません”アーチ」
先生  「ホームランの太鼓判を、ホームランで証明」
コーチ 「なんてかっこいい4番5番なんや!!」
先生  「3試合かけて、今岡を蘇生させたアニキ」
コーチ 「優勝に向けて、自分の打席の全て今岡のために使ってきたアニキ」
先生  「そして感謝をホームランで示した今岡」
コーチ 「凄い!!」
先生  「すご!すぎる!!」
コーチ 「そして、安藤のプロ入り初完投」
先生  「あの試合(9回惜しくも降板の横浜戦)もあの試合(完封ペースも僅少差で途中代打を送られた中日戦)もあの試合(9回を無失点ながら10回に東出にホームランを打たれ敗戦投手になった広島戦)もあっての今日やから・・・」
コーチ 「みんな、あんなに喜んでるですよね」
先生  「オレはテレビごと抱きしめてしまうんや」
コーチ 「ほんまに安藤」
先生  「ナイスピッチング!」
コーチ 「そしてようやく安藤は」
先生  「ほんまの先発投手になったんや!!」
コーチ 「だから今日はありったけの気持ちをこめて」
先生  「乾杯なんや!!」
コーチ 「そう」

先生  「乾杯なんやー!!」

base03.jpg
それはアニキが5番を信じていたからなんだ。
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そしてあなたの完投勝利をみんなが待っていた。本当に、おめでとう!!

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posted by コーチ at 09:45| Comment(7) | TrackBack(13) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

それでもアニキは今岡を信じていた

先生  「オー!ア・ン・ディ!!」
コーチ 「オー!ア・ン・ディ!!」
先生  「桧山!!ドンドンドン!!」
コーチ 「桧山!!ドンドンドン!!」
先生  「嗚呼!!嗚呼!!嗚呼!!」
コーチ 「先生、今日はいくらでも叫びましょう!!そのためにカラオケボックス来ましたから!!」
先生  「最高ですかー!!最高ですかー!!最高ですかー!!」
コーチ 「先生、喜び方がちょっと際どいです」
先生  「だって、最高やろー!!」
コーチ 「もう何でもいいです!!ほんま最高ですー!!」
先生  「オー!ア・ン・ディ!!」
コーチ 「オー!ア・ン・ディ!!」
先生  「桧山!!ドンドンドン!!」
コーチ 「桧山!!ドンドンドン!!」
先生  「みんな!!ドンドンドン!!」
コーチ 「みんな!!ドンドンドン!!」

*************************

コーチ 「それにしてもええ試合でしたなぁ!」
先生  「オレ、興奮して、もう鼻血が出えへん」
コーチ 「先生、ずっと鼻血出してましたもんね」
先生  「でも、素晴らしく気持ちのええ鼻血や」
コーチ 「ほんまですねぇ」
先生  「上原相手にアンディのホームランで先制!」
コーチ 「そして、桧山がホームラン!」
先生  「清原にホームラン打たれたりとかしたけど・・・」
コーチ 「そんなん忘れましたもんね!!」
先生  「そしてまた桧山!!」
コーチ 「さらに、球児!!」
先生  「で、またアンディ!!」
コーチ 「もうたまりません!!」
先生  「いやほんでも、もう完璧やったな」
コーチ 「そうですねぇ、今年のベストゲームのうちの一つですよね」
先生  「せやなぁ・・・(目を閉じて余韻を楽しんでいる)」
コーチ 「今日はほんまにみんな良かったですけど、敢えてヒーローを一人挙げるなら誰ですかね?」
先生  「せやなぁ、まぁ敢えて一人挙げるなら、あの人やろなぁ」
コーチ 「誰ですか?」
先生  「たぶんコーチも同じこと思ってるやろから、せーので言おうか?」
コーチ 「そうですね」
先生  「ほな、マイク持って」
コーチ 「はい!(二人ともマイクを握る)」
先生  「ほな、せーの!」
二人  「アニキ!!」
コーチ 「やっぱ、アニキですよねぇ」
先生  「せや、アニキしか考えられへん」
コーチ 「アニキの二打席目」
先生  「ツーベース」
コーチ 「アニキの三打席目」
先生  「フォアボール」
コーチ 「アニキの4打席目」
先生  「レフト前ヒット」
コーチ 「5番の今岡」
先生  「絶不調」
コーチ 「それでもアニキは今岡につないでた」
先生  「そして絶不調今岡がセカンドゴロでつないだ2打席目の後」
コーチ 「桧山、ホームラン」
先生  「さらに絶不調今岡がヒットでつないだ後」
コーチ 「桧山、試合を決めるタイムリー」
先生  「ほんま、アニキは最高や!!」
コーチ 「得点には繋がらなかったけど、特に3打席目ですよね」
先生  「際どいボールを見送ってフォアボール」
コーチ 「アニキ自身は二塁打を打った後」
先生  「でも今岡は相変わらずドンヨリした空気」
コーチ 「それでもアニキは5番を信じてた」
先生  「ほんまアニキは凄いな!」
コーチ 「巨人は打順いじってたけど、まったくその逆でしたもんね」
先生  「せやねん。4番小久保の後にローズ清原」
コーチ 「小久保、力んでましたもんね」
先生  「せやねんな、堀内監督が考えた苦肉のオーダー(1番仁志、2番二岡、3番阿部、4番小久保、5番ローズ、6番清原、7番清水、8番矢野)やったと思うねんけど、これ見てコーチ、どない思った?」
コーチ 「そうですねぇ、もう、完全にローズと清原には期待してないっていう打順やなぁって感じですよね」
先生  「オレもそない思った。ローズと清原は勝手に打たせて、たまにホームラン打ってくれたらもうけもんっていう感じや。それよりは、その二人並べといて打線が切れる場所を一つにしたい」
コーチ 「で、7番に清水なんですよね」
先生  「なんか草野球やるのに9人集まらんくて、助っ人で来てもらった人に気ぃ使って5番6番打ってもらってるって感じやもんな。ほんまは清水3番、阿部5番が通常のオーダーやねんけど」
コーチ 「別に打てなくてもいいです。来てもらっただけでありがたいですって感じ」
先生  「せやねん。だから必然的に小久保への負担がむちゃむちゃでかくなる」
コーチ 「小久保には“自分で決める”っていう仕事しかないんですもんね」
先生  「6回が象徴的やったなぁ」
コーチ 「あんまりピリッとしない井川を追い詰めかけてランナー一塁で小久保」
先生  「いい当たりのショートゴロ。ダブルプレー」
コーチ 「決めにいってなかったら、ヒットになってた可能性ありましたもんね」
先生  「せやねん。あれで、もう100%勝ちやった」
コーチ 「対してタイガースの4番は、徹底して不調の5番につなぐ」
先生  「そして不調の5番がなんとかつないだとき」
コーチ 「6番で点が入る」
先生  「さらに3番は3本もホームラン打って」
コーチ 「むちゃくちゃ強いですね」
先生  「ほんまにチーム力の差を感じた試合やった」
コーチ 「で、岡田采配ですけど」
先生  「あの場面から、球児、久保田」
コーチ 「試合値100ですね」
先生  「その通り。3タするための球児、久保田や」
コーチ 「巨人サイドから見ると、“完敗”のイメージがより濃くなってしまう」
先生  「監督はピリピリするし、仁志、小久保、清水辺りの事実上の核への責任がより増してくる感じや」
コーチ 「そうですね」
先生  「まぁそれにしても、今日はアニキや!アンディや!桧山やー!!」
コーチ 「そうですね!!心行くまで今日は騒ぎましょ!!」
先生  「イエス!!」
コーチ 「ほなまぁ改めて」
先生  「今岡を信じて繋いだアニキと」
コーチ 「それをなんとかして、もう一度繋いだ今岡と」
先生  「そのチャンスを見事に活かした桧山と」
コーチ 「そしてアンディに!!」
先生  「乾杯!!!!」
コーチ 「ほな、歌いましょ!!」
先生  「おう!!歌おうやないか、あの曲を!!」
コーチ 「こんな夜は、六甲おろしを!!」

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歌おう、アンディと、六甲おろしを!! 

一緒に歌って下さい!! クリックで六甲おろし!!の気分→人気blogランキング
posted by コーチ at 21:29| Comment(14) | TrackBack(30) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月21日

アニキの元気な姿が早く見たいです!!

先生  「・・・1・・・2・・・3・・・4」
コーチ 「先生、何してるんですか!?うちのコンビニでまた妙なことやらんといてください!!」
先生  「昨日の試合、金本は熱があったんや。発熱をおして、注射打って試合でとったんやで!」
コーチ 「そうらしいですね」
先生  「早く熱が下がりますように!早く熱が下がりますように!」
コーチ 「気持ちは分かりますけど・・・」
先生  「金本の熱が早く下がりますように!」
コーチ 「だからって、コンビニの中でお百度参りせんといて下さい!ヨーグルトに向かってお参りするのは変です」
先生  「あほか、ヨーグルトに向かってお参りしてるんやないで。よう見てみ」
コーチ 「あ」
先生  「熱さまシートや。熱さまシートを冷やした上で、それにお参りしてんねや。どや?効果ありそうやろ?」
コーチ 「ありません。やめてください」
先生  「コーチはアニキが心配やないんか!!」
コーチ 「そら心配ですけど、先生の心配の仕方は社会的じゃありません」
先生  「アニキー!!」
コーチ 「あ、いらっしゃいませ。お弁当の方、温めましょうか?」

*******************************

(コーチ退勤 先生、熱さまシートをおでこにはって空を見上げている)

先生  「こうやって、オレがおでこ冷やしてたら、アニキの熱下がるかなぁ」
コーチ 「そうですね。そんだけ、心配してるファンがおるって知ったらたぶん喜んでくれるとは思います」
先生  「なぁ、コーチ」
コーチ 「はい」
先生  「前半戦が終わって、貯金19。中日とのゲーム差5ってどう思う?」
コーチ 「文句なしです」
先生  「ほんませやでな。凄いで。チーム力を考えたらな」
コーチ 「はい」
先生  「5位の戦力が余ってグチャグチャになってるチームと、6位の戦力が足らなくて監督がイライラしてるチームを除いた4チームはな、ほぼ互角やと思うねん」
コーチ 「そうですね、決してタイガースが突出してるわけではないですよね」
先生  「せやねん。中日も横浜もヤクルトも強い」
コーチ 「でも、タイガースが突出している」
先生  「その理由をな昨日試合見ながら考えててんけどな」
コーチ 「はい」
先生  「そら、藤川、ウイリアムス、久保田、橋本、江草が磐石やったってのはもちろん大前提やねんけども、その他にもあった」
コーチ 「何でしょう?」
先生  「赤星、鳥谷の出塁に対する姿勢や」
コーチ 「と言いますと」
先生  「相手投手が調子いい場合な」
コーチ 「はい」
先生  「フォアボールで出塁することに、全く迷いがない」
コーチ 「ほう」
先生  「真っ向勝負で、積極的にフォアボールを狙いにいっとった」
コーチ 「あ、それはぼくも感じました。赤星、鳥谷の姿勢に一貫性があるんですよね」
先生  「せやねん。カウントがノーツーになった時点で、赤星も鳥谷もフォアボールで出塁することを選択しててんな。フォアボールを選ぼうとすることは一見消極的思えるけども、そうではない」
コーチ 「はい」
先生  「相手投手の球を冷静に把握して、フォアボールの方が出塁の確率が高いと思ったとき、何よりもまず出塁のことを考えるなら」
コーチ 「狙ってフォアボールを獲りに行く」
先生  「せやねん。赤星も鳥谷もほんまちゃんとこのことをやってた」
コーチ 「速いストレートはファールに、低目の変化球は見送る」
先生  「これは、好投手を攻略する上での鉄則やからな。去年夏の甲子園で優勝した、駒大苫小牧の選手たちは、徹底してこのことをやってた」
コーチ 「で、甘い球が来たら、迷わず振る切る」
先生  「赤星も鳥谷も三振してるけど、ほんま紙一重で審判がストライク言うたり、変化球が投げミスで予想外のコースに来て空振りしたりってことやったからな」
コーチ 「ほんまに惜しかったですよね」
先生  「実際9回裏は赤星が、そのやり方でフォアボールを取った」
コーチ 「ほんまあれは、見事なフォアボールでしたね」
先生  「で、鳥谷が初球をきっちりバント」
コーチ 「で、シーツを敬遠して塁を埋めた」
先生  「ふつうやったらな」
コーチ 「はい」
先生  「ここでアニキは絶対決める」
コーチ 「そうですね」
先生  「そしたら、サヨナラ勝ちや」
コーチ 「その通りです」
先生  「広島戦のレイボーンから、門倉、三浦、斉藤隆ほんま好投手がそろってええピッチングをしてきた」
コーチ 「ふつうやったら4連敗しててもまったくおかしくないですもんね」
先生  「ところが広島戦も横浜戦も負け越してないんや」
コーチ 「そうですね」
先生  「赤星と鳥谷の出塁に対する姿勢が、打てないながらもリズムを継続させたからやと思う。点は取れてないながらも、随所に自分たちの形は作っていた」
コーチ 「で、この姿勢でおればね」
先生  「ふつうのピッチャーやったらふつうに打てるし、好投手でも調子が良くなければ打てる」
コーチ 「で、好投手が完璧なピッチングしても、勝負になる」
先生  「後半戦も大丈夫や!」
コーチ 「そうですね」
先生  「ピッチャーに関しては」
コーチ 「前半と同じように投げれるって、信じましょう!!」
先生  「おう!!後半戦も大丈夫や!!」
コーチ 「では改めて」
先生  「今日はズバリ言うで」
コーチ 「はい!!」
先生  「阪神タイガースの優勝を願って」
コーチ 「乾杯!!」

o-tr-050401-0501.jpg
アニキのこんな元気な顔で
オールスター出られますように

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posted by コーチ at 08:43| Comment(3) | TrackBack(6) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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