2007年09月18日

井端に、代打。代わってショート森野。

昨日、もちろんぼくはタイガース戦の中継を見ていて、
下柳先輩の一挙手一投足に夢中になっていたのだけど、
パソコンの電源は入れて、神宮の経過も追っていた。

初回の5点ビハインドをスワローズが追い上げていったことにももちろん驚いたが、もっと驚いたのは井端に代打が出たことだった。
ネットの速報では事情が分からない。だけど「井端に代打」はただことではないということだけは分かった。

井端弘和選手。走攻守、どれをとっても超一流だ。メジャーリーグに対してそれほど見識がないので、迂闊なことは言えないが、日本球界に限って言えば、2位以下を大きく引き離してダントツに凄い遊撃手である。メジャーリーグに見識を持って「井端は世界一だ」と自信を持っていいたいとすら思う。藤川球児のストレートとともに、井端はぼくにとって日本球界の誇りだ。

もちろん、タイガースの鳥谷もいい選手だし、二岡、宮本、ソフトバンクの川崎やマリーンズの西岡、ライオンズ中島。プロ野球でショートを守れる人は誰であっても皆凄い。ただ井端はその中でも群を抜いた選手であると思う。

タイガースでは赤星に対してよく使われる形容だけれども「赤星がセンターを守っているだけで年間相当の失点を防いでいる」というような言い回し。無論、嘘はない。それはもちろん、タイムリーヒットを防ぐという意味あいだけではなく、局面局面で「ここで出塁を許すと一気に流れがいってしまう」という場面で、アウトにできるかできないかという際どいところをアウトにして、そのイニングを三者凡退で凌げたりだとかそういうことも含まれる。失点を未然に防ぐ守備だ。

タイガース戦に限っても、今まで何点井端に防がれてきたか分からない。「未然防御失点数」なんていう数字は計算しようもないけれど、もしそんなタイトルがあれば、もう何年も連続で井端がタイトルを取っていると思う。

さらに打撃面での「しつこさ」「いやらしさ」「思い切りのよさ」。井端は現在 
打率.288 本塁打4本 打点37(9月17日終了時点)

打撃三冠の数字はそれほどでもない。とにかく数字で表現できる選手ではないのだけど、表現できそうな数字を探してみると、

得点が74。これはセントラルリーグで6位の成績。
得点とはホームベースを踏んだ回数であるので、当然ホームランバッターがそのランキングの上位に来やすい。トップ10の中でホームランバッターではない選手は井端とあとは青木だけ。(その他は小笠原、村田、ウッズ、スンヨプ、新井、ラミレス、ガイエル、金本)
青木も「出塁する」という面では別格なので、この結果は頷けるけれど、井端の凄さは「以下の打者を打ちやすくする」言い方を代えると「流れを自分のチームに引き寄せる」とかそういう打撃により持ち味のある打者で、その参考になる数字が「カウント2−3時の四球数」
かなぁと。

純粋な四球王はテレビ中継の中でも散々取り上げられているけど、ウッズ。109個でこれはダントツ。(二位がガイエルで77個。余談になるけどガイエルはスペンサータイプだと思う。6番ガイエル7番福川8番宮出。この打順だと怖いけどなぁ)ちなみに3位が金本選手。
これは当然、「敬遠」「敬遠気味」のフォアボールも含むので、ホームランバッター。さらに言うと狭い球場がフランチャイズのホームランバッターに四球が増える傾向がある。あとは、ピッチャーの前の8番打者。これも敬遠が増えるので。

意外と健闘しているのが鳥谷で60個。これはタイガースではアニキに次ぐ数字でセリーグの7位。立派に一番やってるじゃん!
で、問題の井端はここでは53個で12位と意外と少なかったりする。

なのだけどカウントを2−3まで持っていってさらに四球で出塁する。井端をランナーに出すと得点が入りやすいことは分かっているので絶対に出したくないという場面で。バッテリーは絶対に歩かそうとは思わない。このカウントでの四球が37個で、セリーグ3位。1位はウッズとガイエルで44個。四球の合計が53個でそのうち2−3からが37個。投手は必死になってストライクを投げてきていることを想定すれば、どれほどファールを打っているかも見えてくる。タイガースではやはり赤星がこの率が非常に高く、総四球38個に対して、カウント2−3からが24個。もちろん赤星も凄いのだけど井端がやっぱり凄いのが二塁打34本。これはセリーグ2位。早いカウントでも甘く来たらバチーン!と打ってレフト線。何度もやられた記憶があります。井川の試合で(笑)

こうなんか、物凄く「がっくり」させられる出塁をするのが井端の素晴らしさの所以で。さらに今年は後半福留を欠いて打線における責任が非常に増し、打順もずっと打ってきた二番ではなく一番になっての成績。

井端がどれだけ凄いか、ってこのくらいでいいかな(笑)
いやね、自分の周りの阪神ファンや巨人ファンの人に「中日は井端のチームなんだ」と説明してもいまいち反応が薄いので。
打線の中でウッズを欠くことももちろん痛手だけど、中日は井端を欠くとウッズで得点できなくなる。


で、報道によれば、井端は首を痛めたらしい(デイリースポーツ)
記事によれば離脱ピンチとある。


もちろん、井端が出場できなければドラゴンズは大きな大きな戦力ダウンだ。防げたはずの失点あるだろうし、いたはずのランナーがいない。一番から始まる攻撃なのに簡単に3人で終わってしまう。ウッズが先頭のイニングが増える。昨日は森野が急遽ショートを守っていたが、不慣れなポジションが打撃に影響することもあるだろう。悪循環に陥る可能性は非常に高い。

福留も故障で離脱して、さらに井端となればこれはこんなに苦しいことはない。タイガースが球児とジェフを同時に欠いたようなもの。

複雑な気持ちだ。万全のドラゴンズを倒してこそ、という気持ちもどこかにはあるし、勝負にこういうことは付き物なので仕方のないことなのだろうという気持ちもある。ただ、一番に思うことは、

「故障をおして活躍する井端のいるドラゴンズ」

この一致団結ぶりによる果てしない怖さ。井端は怪我した時に活躍する。もちろん怪我の度合いにもよるだろうが、活躍するイメージがとてもある。奮い立たされたドラゴンズ。脅威なのだ。

このアクシデントがペナントレースに大きな影響を及ぼすことは間違いない。大きな結束を産み、ドラゴンズがさらに強さを増すか、若しくは大いなる戦力ダウンによりそのほころびを埋めきれないままシーズンを終了するか、そのどちらか。

甲子園での阪神巨人戦ももちろん重要だが、ひとまず、その結果が出るであろう21時から22時の間の約3時間前、神宮球場のスコアボードに「1番ショート井端」の名があるか、そしてその井端がどんなプレーをするか、非常に大きな一日となった。


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posted by コーチ at 16:48| Comment(9) | TrackBack(1) | ■ 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

稀代の名ショート井端弘和

報道によればドラゴンズの井端選手が、前回提示額から異例の2,000万円増の2億円で契約とのこと。
前回の提示額には反省すべき点もあったって。
まぁいいや。金額に興味は特に湧きません。

大切なことは、
中日ドラゴンズという球団が、
どれだけ井端弘和という選手を大切に思っているかということ。
ドラゴンズが誇る最高の宝で最強の武器。
井端弘和をどれだけ大切に思えているかということが肝要だと思うんです。
そのために尊敬と感謝の念を、常に持ち続けなければならないってぼくは思います。
「選手なんて所詮は駒」そういう考え方でないのならば。。。

タイガースにアニキがいなくなったら全く機能しなくなるのと同じ。
アニキが抜けてからのカープがどういう状況になったか。
松井秀喜が抜けてからのジャイアンツがどういう状況になったか。

野球は一人でやるものじゃありません。
だけど核になる選手の影響力は、ちょっと信じられないくらいあるものだと思うんです。

ドラゴンズ球団をはじめ、
なんとなしですが、世間の井端弘和に対する評価が低いのが残念で、
それはやはり彼が4番打者ではなく2番打者だからで、
だからぼくは、なんとかかんとか井端弘和を絶賛したいと思うんです。

1番の荒木選手は、足が速くてよく出塁しているというイメージが強いんですが、
実はそうでもないんです。
率の話はあまり好きではないんだけど、
ここでは分かりやすいのでその話を出してみます。

2005年シーズンの荒木の出塁率は.332なんです。
これがどのくらいの数値かというと、
タイガースでこの値に近いのが鳥谷の.343、矢野の.323。
規定打席に達していない準レギュラーの選手も入れれば、
スペンサーの.326というのも加えていいかと思います。

こう書くと分かりやすいので、あえてこう書きますが、

「荒木って、スペンサーくらいしか出塁してない」

だけどドラゴンズの核は1、2番っていう触れ込みで、
荒木井端ってたいていまとめて言われるのは、
どうしたって、2番の井端が1番を補って機能させてきたから。

荒木が初球を内野ゴロでアウトになったあとの井端が、
四球を選んで出塁なり、球数を投げさせてからライト前に単打みたいな。
投手がリズムに乗るか、
攻撃のリズムを作れるか、ということで、
ことごとく攻撃のリズムを作ってきたのが井端。

もしドラゴンズ打線から井端が抜けたと想定すれば、
おそらくですが、
ウッズはホームラン王争い、
福留は首位打者争い、
荒木は盗塁王争いをしてるけど、
なぜか、点数が入らない。
そういうチームになってしまうように思います。
じゃあなぜ点数が入らないかを考えれば簡単で、
それは、
井端弘和がいないから。

井端は守備がうまくて、打てるショートというだけの選手では全然ないと思います。
井端弘和はチームが得点することにおいて、
その屋台骨を一人で支えている、
プロ野球史上稀に見る、
日本が誇る2番ショートである、と。

来季は3番の構想もあるみたいですが、
個人的にはもったいない使い方だなぁと思います。
もちろん、井端は3番も申し分なくこなすでしょうが、
2番を打てる井端以上の選手は、
ドラゴンズはもとより日本を見渡しても現在いないと思われます。
ならば、スペシャリストのその任務を全うしてもらう方が、
機能するのではないだろうか、と、
老婆心ながら思うのですが。

井端選手の話は、続けて考えたく思っています。


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posted by コーチ at 08:44| Comment(8) | TrackBack(2) | ■ 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

T・ウッズに打たれて勝った効果がジワジワと

先生  「ドラゴンズがふつう!!ドラゴンズがふつう!!」
コーチ 「ほんまようやく、ふつうに勝ったり負けたりってリズムになってくれましたね」
先生  「また、あんな超特急で勝ちだしたらイヤやで!イヤやで!!」
コーチ 「そらぼくもイヤですけど、近日中はたぶん大丈夫やと思います」
先生  「せやな」
コーチ 「毎日ホームラン打ってたウッズが・・・」
先生  「毎日ショートゴロ打つようになったからな」
コーチ 「巨大連勝中、あれだけなりを潜めていた、ウッズのショートゴロ」
先生  「去年までの勝てない横浜でホームラン王やったウッズが」
コーチ 「勝てる中日で、自分が打って勝つ喜びを再確認した」
先生  「子どもの頃、打って守って走って投げて、それ自体が楽しかった頃の野球」
コーチ 「大人の野球、ビジネスベースボールになれていたウッズが、それを思い出してる感じがして怖かったんですよね」
    参照■子どもを取り戻したウッズの脅威

先生  「ところが、先日のナゴヤドーム阪神戦」
コーチ 「ウッズはタイガース相手でもよく打ちました」
先生  「しかし、阪神に負け越した」
コーチ 「この辺から崩れる傾向が見えてきましたよね」

    参照■投打の歯車ががっちりって!!あの試合のあとだぞ!!凄いだろうが!!(ウッズに打たれて勝ったことの意味)

先生  「自分が打っても勝てない」
コーチ 「ちょっとイライラ、ちょっとイライラ」
先生  「今まで打てていた球を少し力んで早く打ってしまう」
コーチ 「いい当たりのショートゴロになる」
先生  「次こそ打とうと力んで、ストレートを待ってフルスイング」
コーチ 「変化球でもバットが止まらず、サードゴロになる」
先生  「タイミングが早いからもう少し遅らせて打とうとする」
コーチ 「差し込まれて、ピッチャーゴロになる」

先生  「けっこうイライラ」
コーチ 「三振が増える」
先生  「さらにイライラ」
コーチ 「チームが勝てなくなっていく」

参考:ウッズの打席

日曜日のカープ戦
1打席目 三振 
2打席目 ショートゴロ
3打席目 四球
4打席目 ショートゴロ
5打席目 四球
チーム:12−7で勝利

火曜日のジャイアンツ戦
1打席目 ショートゴロ
2打席目 レフト前ヒット
3打席目 サードゴロ
4打席目 サードゴロ
チーム:1−4で敗戦

水曜日のジャイアンツ戦
1打席目 ショートゴロ併殺
2打席目 ピッチャーゴロ併殺
3打席目 センターへ2塁打
4打席目 三振
チーム:5−1で勝利

木曜日のジャイアンツ戦
1打席目 四球
2打席目 ライトへ2塁打
3打席目 三振
4打席目 ショートゴロ
5打席目 サードゴロ
チーム:4−5で敗戦

昨日のベイスターズ戦
1打席目 四球
2打席目 三振
3打席目 ショートゴロ併殺
4打席目 三振
チーム:0−1で敗戦


先生  「今、ドラゴンズが陥りかけている悪い流れってこんな感じやな」
コーチ 「これだけ内野ゴロと三振が増えるとね」
先生  「せやねん、井端が必死になって粘って出塁した場面が」
コーチ 「いとも簡単にチェンジになってしまう」
先生  「この台無しな感じ」
コーチ 「ウッズの併殺打はその空気がありますからね」
先生  「でな、コーチ」
コーチ 「はい」
先生  「これってなウッズがウッズやから問題になることやでな」
コーチ 「そうなんですよね、スペンサーなら問題にならない」
先生  「迷わず、ベンチスタートや」
コーチ 「ほんで代打で三振したり、フォアボール選んだりしながらそのうち調子をあげてくれればいい」
コーチ 「でもウッズですからね」
先生  「ウッズは外されへんねん」
コーチ 「でも、ウッズの打席は、ただたんにアウトになるだけではない“台無し感”っていうリスクを孕んでいる」
先生  「落合監督勝負どころやで」
コーチ 「思い切ってウッズを外すか」
先生  「やはり、ウッズが打ち出すまで待つか」
コーチ 「残り試合はどんどん減ってきている状況」
先生  「彼流の采配に注目やで」

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posted by コーチ at 03:46| Comment(2) | TrackBack(0) | ■ 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

タイロン・ウッズ 明らかなる下降線

コーチです。

先週中日3連戦の2戦目の後、この記事の中で書いたことなんですが、

ウッズに打たれながら、勝ったことは大きい

という内容。

ウッズがちょっとイライラし始めるとショートゴロが増えるという話。
近日のウッズは果たしてどうでしょうか?

日曜日のカープ戦
1打席目 空振り三振 
2打席目 ショートゴロ
3打席目 四球
4打席目 ショートゴロ
5打席目 四球

昨日のジャイアンツ戦
1打席目 ショートゴロ
2打席目 レフト前ヒット
3打席目 サードゴロ
4打席目 サードゴロ


ウッズ、明らかにイライラしています。
ここまで、ウッズと井端が打ちまくって勝ちまくってきたドラゴンズ。

井端は相変わらず凄いですが、ウッズ、どう見ても下降線です。

タイガース、チャンス!!
頼むぞジャイアンツ!!
インコースボールになるストレートと落ちるボール投げてたらいいから!!
オーソドックスにオーソドックスに!!
裏をかかなくていいから!!
頼むぞ阿部!!

そして、今日こそ勝ちたいタイガース!!
しんどい場面で福原・・・
前回のほうが遥かにしんどい場面だったもん。
その試合で勝ったんだもん。
福原、きっと勝てるもん!!

差を広げるチャンスの日です。
全国のタイガースファンの皆様!!
今日からの首位固めを願って!!
ご一緒に・・・

乾杯!!!!


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posted by コーチ at 10:07| Comment(0) | TrackBack(1) | ■ 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月06日

子どもを取り戻したウッズの脅威

先生  「中日強い!むちゃ強い!」
コーチ 「クルーン打たれましたねぇ」
先生  「留さん!留さん!留さん!」
コーチ 「先生!それやと違う福留になってしまいます」
先生  「それにしても、この2日、横浜スタジアムに足を運んでいたベイスターズファンはちょっと気の毒やなぁ」
コーチ 「そうですね、二夜連続で、信じられへんような満塁ホームラン打たれてしまいましたからねぇ」
先生  「もし、自分やったらと思うと」
コーチ 「先生、ショックで蒸発してしまいそうですもんね」
先生  「ショワー、ショワー」
コーチ 「先生!大丈夫ですよ!タイガースは昨日、お休みやったんです!悲しみの夜を過ごしてたんはベイスターズのファンです!」
先生  「でも、おとといの今岡は川村から、昨日の福留はクルーンから」
コーチ 「そうです」
先生  「そんなもん、阪神で言うたら球児と久保田が続けて満塁ホームラン打たれて負けたのと同じやろ?」
コーチ 「そうなりますね」
先生  「てことはや」
コーチ 「はい」
先生  「シュワー、シュワー」
コーチ 「先生、蒸発するのに手順をきちんと踏む必要はないです」
先生  「いや、それにしてもつらい夜やったやろなぁ」
コーチ 「先生は、感情移入のレベルが尋常ではないですからね」
先生  「虫、殺されへん」
コーチ 「虫の気持ちになってしまうんですよね」
先生  「せやねん。ふつうに歩いてたら、いきなり巨大な肌色の物体が物凄い速度で自分に襲い掛かってくるねん」
コーチ 「凄い想像力ですよね」
先生  「そんなことあらへん。みんなのび太くんがスモールライトで小さくなって、原っぱを探検してる場面とか見たことあるはずやねん」
コーチ 「そういえば・・・」
先生  「ドラえもんで、その映像を見て、怖い思ってるはずや」
コーチ 「確かに」
先生  「忘れてるだけや。子どもの心を・・・」
コーチ 「そうですねぇ。ぼくら、大人になってしまったんですよね」
先生  「でな、中日が強いわけやねんけどな」
コーチ 「はい」
先生  「ウッズがな、子どもに戻ってきた気がするねん」
コーチ 「どういうことですか?」
先生  「ウッズが今、子どもの頃の野球を取り戻してるんやないやろうか?ってそれが心配やねん」
コーチ 「子どもの野球ですか?」
先生  「せや。野球、それ自体が楽しゅうてしゃーない。打ったら嬉しいし、打てなかった悔しい。勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい」
コーチ 「自分が打って勝つのが」
先生  「一番、嬉しい」
コーチ 「は、はぁ」
先生  「ウッズはちょっと大人の野球が染み込んでたところがあると思っててん」
コーチ 「はい」
先生  「職業としての野球や。シーズンが終わったら、あなたは何本ホームランを打ちました。来年はいくらで契約しましょうっていう」
コーチ 「なるほど」
先生  「去年までのベイスターズは、やっぱり弱かったわな」
コーチ 「そうですねぇ、今年のチームとは全然印象が違いました」
先生  「そこで、ホームランを量産していたウッズ」
コーチ 「はい」
先生  「今年、それと似たような状況になってる選手おるやろ?」
コーチ 「巨人のローズ」
先生  「ローズなんかもう、完全に“仕事やから”って割り切って野球してる」
コーチ 「大人の野球ですねぇ」
先生  「ウッズも去年までそうやったと思うねん」
コーチ 「はい」
先生  「で、今年、中日に移籍してきて、強いチームの4番になった」
コーチ 「ええ」
先生  「でも、2年間で染み付いてしまった“割り切って野球をする”ってことがなかなかぬぐいきれへんかったと思うねん」
コーチ 「分かります。そういうのって、なかなか払拭できないですもんね」
先生  「子どもから大人は、人として自然な流れやから、案外すんなり移行すんねやって思うねんけど」
コーチ 「大人から子どもっていうのは、逆の流れですから、難しい」
先生  「シーズンの序盤から、一ヶ月くらい前までかな」
コーチ 「はい」
先生  「井端、立浪で必死になって広げたチャンスに、ウッズ初球をダブルプレーみたいなシーンは多かったと思うねん」
コーチ 「台無しにする感じですよね」
先生  「これやられると、チームのムードってなんとなく重くなっていく」
コーチ 「その通りです」
先生  「ところがウッズがな、チームが勝つのが面白くなってきた。自分が打ってチームが勝つのがむっちゃ嬉しくなってきた」
コーチ 「気が付いたら、ホームランも増えてるし、打率も上がってる」
先生  「せやねん。中日、唯一のネックやった4番が完全に機能し始めてる」
コーチ 「アニキと今岡が連動してるように」
先生  「ウッズと福留も連動してるんやろな」
コーチ 「そして、2夜連続の5番打者の逆転満塁ホームラン」
先生  「今、中日は一番強い」
コーチ 「そうですねぇ」
先生  「さらに、井端がむちゃくちゃ活躍してる」
コーチ 「そうですね。満塁ホームランをお膳立てしたのも井端ですもんね」
先生  「鳥谷と比べると、残念ながら井端が上やなぁ」
コーチ 「仕方ないです。井端は現在のプロ野球で最も優れた二番バッターですよ」
先生  「ほんまもう、応援するしかないで」
コーチ 「はい」
先生  「今日から広島戦」
コーチ 「カープも最下位脱出に向けて今が大チャンスですからね」
先生  「せやねん、必死でくると思う」
コーチ 「とにかく、こちらも必死で応援しましょう!」
先生  「今日から広島2試合、開けて中日3連戦」
コーチ 「シーズン中盤、大事な大事な試合です」
先生  「そしたら改めて」
コーチ 「はい」
先生  「今日からの広島戦、子どもに戻って」
コーチ 「打って嬉しい!抑えて嬉しい!」
先生  「勝って嬉しい!!」
コーチ 「そして!!」
先生  「乾杯!!!!」

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posted by コーチ at 06:58| Comment(2) | TrackBack(2) | ■ 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

立浪が凄い理由

コーチ 「負けてまいましたねぇ、阪神・・・5連勝でストップかぁ・・・」
先生  「サヨナラホームランかなりショックやった・・・」
コーチ 「テレビの中継終わってもうてね」
先生  「ヤフーの一球一球更新してくれるページで更新ボタン押しまくってみてたもんな」
コーチ 「まだか、まだか・・・言うて」
先生  「そしたら、いきなり終わったもんな」
コーチ 「はい、いきなりでした」

マスター「どうしたんですか?そんなに落ち込んで」
先生  「マスター!」
マスター「いやいや、そない胸に飛び込んでこられても・・・人に見られたら誤解されます」
先生  「悔しいです。ぼく、悔しいんですわ」
マスター「まぁ、確かにその気持ち、なんとなく分かります。今日のゲームはシーズン中の1ゲームっていう位置づけではなかったですもんね。今日勝ったら、何かまだ思ってはいけないと思っていたことが、凄く現実味を帯びてくるっていうような、そういう試合でしたから」
先生  「そうなんです、そうなんです」
マスター「だからと言って、私の胸で泣かんといて下さい」
先生  「すんません、ほんま、すんません」

(先生を胸に抱きながら、マスター、コーチに話かける)
マスター「でも、打たれたんが立浪っていうのは、なんかまだスッキリするっていうのありま
すね、私は」
コーチ 「あ、なんとなく分かりますわそれ」
マスター「立浪って、立浪やったらしかたないか、って気になるんですよ」
コーチ 「そうですよね。何でなんでしょうか?」
マスター「単純に、類を見ない物凄い選手やからやないでしょうか?」
コーチ 「類を見ないってそれは言いすぎちゃいますやろか?」
マスター「いやいや立浪みたいな選手で、立浪をこえる選手はもう出てこないんじゃないでしょうか?」
コーチ 「そんなに凄いですか、立浪は?」
マスター「凄いと思います」
コーチ 「何ででしょ?」
マスター「やっぱり、高卒1年目でレギュラー取って、それからずっとレギュラーですから。これだけでも現役の選手で他にいないんじゃないでしょうか?」
コーチ 「あ、ほんまですね。清原はここ数年レギュラーじゃなかったですからね」
マスター「松井秀喜も立浪ほどの安定感はなかったですね」
コーチ 「で、清原、松井って名前出しちゃうとあとは、松坂くらいですか?」
マスター「そうなると思います」
コーチ 「城島でも1年目からじゃないですしね」
マスター「さらに、1年目から活躍できるタイプじゃなかったと思うんですよ」
コーチ 「体も小さいですしね」
マスター「もちろん、それもあるんですけど、メンタリティがねヤンチャじゃなさそうでしょ」
コーチ 「どういうことです?」
マスター「何かね、若いうちからイキナリ活躍できやすい選手って、なんかしらヤンチャな感じを持ってる人が多いと思うんです」
コーチ 「あぁ、清原なんてまさしくそうですね」
マスター「1年目から活躍してたわけじゃないけど、中村ノリとか」
コーチ 「松坂も」
マスター「ダルビッシュもね」
コーチ 「問題起こしてますなぁ」
マスター「サッカーなんかもっと分かりやすいですけど、ヴェルディの森本くんとか」
コーチ 「スペイン行った大久保とか」
マスター「ちょっと前やと城彰二とかね」
コーチ 「中田ヒデも一癖ありますしね」
マスター「でね、今名前挙がった選手が、もし同級生で同じクラスやったらって想像してほしいんですけどね」
コーチ 「大変そうですなぁ・・・運動会の種目決めるだけで喧嘩になりそうですね」
マスター「でしょ。清原の番長グループは尾崎豊とか長渕が好きなんですけど、大久保のグループとかはメンズエッグ読んだりしててヒップホップとか聴いてるんです」
コーチ 「で、中田ヒデは窓際で本読んでる」
マスター「まぁ、飽くまでイメージですけど」
コーチ 「イメージ沸きますなぁ」
マスター「そこで立浪なんですわ」
コーチ 「はい」
マスター「立浪って、そのクラスの中でね」
コーチ 「ええ」
マスター「委員長できるでしょ」
コーチ 「ほんまですなぁ!あぁ、なんか凄いです」
マスター「でしょ。立浪って、高卒1年目から活躍するタイプやないんですよ」
コーチ 「しかも、ずっとレギュラーですからね」
マスター「類を見ません」
コーチ 「なんか尊敬しますわ、立浪」
マスター「でまぁ、ヤンチャは長きにわたって活躍しにくいと思うんですわ」
コーチ 「清原、そうですわね・・・」
マスター「だから、松坂とかダルビッシュとか、活躍を続けれるかちょっと心配なとこもあるんですけどね」
コーチ 「そうですねぇ」
マスター「でもすばらしいピッチャーやし頑張ってほしい」
コーチ 「その通りや思います」
マスター「あと、ストイック系は成功を続けるんですけどね」
コーチ 「中田とかイチローとかってことですね」
マスター「そうですそうです」
コーチ 「城島もそうかな」
マスター「ただね、その人たちかっこいいんですけど、個人的に私、物凄く応援したい、っていう気持ちにはならない」
コーチ 「あ、そうですね。好きは好きなんですけど」
マスター「立浪と、あとヤンキースの松井」
コーチ 「応援してしまいますなぁ」
マスター「だから今日のサヨナラホームランは、何か、立浪さすがやなぁ、って気分なんですわ」
コーチ 「なるほどなるほど」

先生  「わかりました」
コーチ 「先生、やっと泣きやみましたか」
先生  「うるさい。目にゴミが入ってただけや」
コーチ 「先生、言い訳が古すぎますわ」
マスター「しかも、どんだけ大きなゴミなんですか」
先生  「マスターまで。ひどいですわ」
マスター「まぁまぁ、今日は、ベテラン立浪に敬意を表するという形で」
コーチ 「そうですね。今だ類を見ない息の長い名内野手に」

先生  「乾杯!!」


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posted by コーチ at 01:08| Comment(13) | TrackBack(39) | ■ 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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