2007年09月28日

安藤が一つ、頷いた。

コーチです。

ここ数日ちょっとどうかというくらいいろいろ急な用事が入りまして、更新が滞りがちです。楽しみにしてくださっている方いらっしゃいましたら、申し訳ございません。

コーチ、忙しいです!!笑

しかし、忙しさにかまけず今日もこれから甲子園へ行ってきます◎

昨日は、試合終了後yuさんとお会いすることができました。

金本選手の話をするyuさんの目がとても印象的で、本当に澄んだ目をされていて、すごく素敵な気持ちになりました。

テレビで見てらっしゃた方は憂鬱な試合だったかも知れませんが、
甲子園で見ているぶんには、なかなかに可能性を感じた試合でもありました。

最も印象的だったシーンは、安藤が荒木に3ラン打たれた後、ノリをなんとなく抑えてしまって迎えた対ウッズの場面。
そこで自分を律するように、一つしっかり頷いたシーン。

もう、川上に2塁打打たれて。荒木にホームラン打たれるとうような考えにくい出来事は、本当に本当にいろいろな理由が重なり合って出てくる一つの現象にすぎないのだと思います。配球うんぬん、安藤のボールうんぬん以上の理由が確かに存在する感じを受けました。

それと真正面から対峙し、自らを律した安藤にチームとしての可能性を感じた昨日。そうだよ、そうやって克服できる日を待つしかない。

それにしても圧巻は中日のノックの時の井端。
先に右手にボール持ってるんじゃないか、って思うほど捕ってから速い。ほれぼれしてしまいました。

そりゃ井端もウッズも森野も凄いんだけど、
今日は勝つぞ!
安藤が「うん」と一つ大きく頷いたように、
みんなが「うん」と頷けば大丈夫、
みんなで「うん」。
甲子園はやっぱり、温かな場所でした。


コーチ


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posted by コーチ at 14:23| Comment(4) | TrackBack(0) | □ 安藤優也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

大喜びのホームランで勝てますように

甲子園でのジャイアンツ戦三戦目からの七連敗。
ボギーが内海の顔面にデッドボールを当てたところからこうなった。
七つ続けて負けることの理由はもちろんそれだけではないが、きっかかけがあの一球だったことは間違いないと思う。危険球以前、以降。タイガースは全く別のチームになってしまった。

だからボーグルソンを先発させるな、なんてもちろん思わない。
原因を作ったもののみができうることはあると思った。チームメイトに対する謝罪をピッチングで表現すること。「ごめんなさい」を一球一球に込めることができれば、何か兆しが見えるかと思った。

実際、序盤のボギーは非常に良かった。コーナーに丁寧にストレートを投げ込んでいく。受ける矢野も強気の配球でボギーの背中を押した。


人の精神は儚いものだと思う。

佐伯に満塁ホームランを打たれて試合は決したわけだけど、その前の村田に対してカウント1−3になった場面。ここでボギーが何度か矢野のサインに首を振った。矢野が何のサインを出したのか分からなかったが、ボギーが投げた球はスライダーだった。それが外に大きく外れてフォアボール。それで満塁になったのだった。

その球を投じた後、ボギーはバツの悪さを隠すように矢野に対して謝っていて、その直後、佐伯に満塁弾を浴びた。


これだけチームの状態が悪くなると、分かりにくいことが多岐に渡って出てくる。「どうやって1点を防ぐのか」それが極限まで分かりにくくなっている現状。

分かりやすくしなきゃ。
今日、ボギーは首を振ってはいけなかったんだよ。全部矢野さんに任せることでのみ、マウンドにいることを許された日だったはずなんだ。マウンド上でボギーが矢野さんを信じる姿、その姿に矢野さんが応えボギーを助ける姿を、みんなが見て、そこで感じたもの持って打席に入る。それが一番強い姿だったんだ。だけどそれができなかった。だから負けたのはとても分かりやすい。だけどどうやって一点を防ぐかがとても分かりにくくなっている。

もうね、「勝つなら矢野。負けても矢野」徹底していいと思う。
チームとして絶対のルールを決める。ピッチャーは矢野のサインに首を振らない。矢野さんが出したサインは絶対に最善だ、とそう信じてストレートならストレート、変化球なら変化球。矢野さんが構えた場所目がけて投げるだけ。抑えたら矢野さんありがとう、打たれたら矢野さんが悪い。もう、それでいい。

できるだけ分かりやすくする。
「1点を防ぐ」のキーは「矢野と心中」だと思う。
これまでの感謝と信頼。それを全て合わせて全部を矢野に委ねたいな、と思う。

矢野がそれを意気に感じてね、フル回転でリードできたら絶対得点できるはず。


明日、甲子園に行きます。
素晴らしいゲームを期待してます。

信じて、支えて、助け合う。そんな野球が見たいです。
ぼくはスタンドで矢野さんを信じます。

って書きながらそろそろ狩野のような気もしてきたけど(笑)
それならまた春のような気持ちで一から頑張ればいい。

甲子園に戻って、リスタート。
その船出を真正面からこの目に焼き付けにいくよ。
「わっしょい、わっしょい」言えるといいな。

一ファンはスタンドにて、「お帰りなさい、大変でしたね」と思っています。そして、もうこれ以上、アニキに孤独な思いをさせないでほしいと思います。あんなホームラン、もう見たくないよ。ホームランなのに悲しいなんて矛盾してる。

明日は大喜びのホームランで勝てますように。


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posted by コーチ at 22:53| Comment(7) | TrackBack(1) | □ 金本 知憲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

日々のくらし


「お金のためだけ」に仕事をしていると分かりにくくなることがたくさんあります。もちろん生きるためにお金は必要だけど、だけど必要なのはお金だけではない。

「お金のためだけ」にする「仕事」だとすれば、その「仕事」へ向かう道中はただの「移動」となり、「食べるため」に必要な「お金」であって、だけど「お金」のために「食べる」ようにもなってしまいます。もう何のことか分からない。

飽くまで、個人的な主義思想みたいな話です。
ぼくの話。

ぼくはその時その全てをできる限り感じたい。
それが生きる意味だと思っています。ただただ正確に真正面からできうる限りを感じること。

ぼくの仕事はたいてい夜の10時からで、起きるのは夕方です。寝ぼけまなこで、近所の銭湯に行ったりします。思いっきり大きなお風呂につかって、太腿の裏に溜まった疲労を分解してね、朦朧としてきたらお風呂から出ます。銭湯から出ると、いつも歩いてるその通りが全く別の道みたいに見えてきます。まるで旅行にきたみたい。道端に咲いている植物が見えてきたり、細い道をイライラしながら走る車をやり過ごしたり、そんなことをしながら帰ってきて、野球を見ます。

野球を見てるときはもう、大変なことになってて、歓喜と絶望のその繰り返し。勝ったら嬉しいし負けたら悔しいし、泣いたり笑ったり大忙しです。

9時半頃家を出て、原付で店へ向かいます。
もう、完全に野球のことを引きずっています。そのまま風を感じて、雨が降ってたら雨だなぁ、って思って、アクセルを握る自分の手の感触に意識を集中してみたり、楽しくなってきて歌を歌いだしたり、そんなことをしながら店に着きます。

店に着いて挨拶すると、それまで働いていたバイトのみんなが少し笑ってくれます。そしたらぼくも笑います。

一人一人のお店のスタッフに、お客さんに「いっつもありがとう」を表現しようと思います。そうやって夜が明けます。

仕事が終わるのはだいたい朝9時で、帰ってきてからブログを書くことが多いです。うまくまとまる日もあれば、そうでないこともあって、なかなか更新の時間が安定しません。

今日のは好きだなぁと思うこともあれば、今日はうまくかけなかったなぁと思う日もあります。だけどそんなことはどうでも良くて、パソコンがあって、電気が通っていて、そもそも家があって、毎日の暮らしをできることそれ自体に幸せを感じようと思っています。そう思えない日もあるけど、だけど、心のどこかで忘れないではいれてるかな。

そんな暮らしをしていたら、結果的に口座に給料が振り込まれてます。金額は多くないですけど、それを選んでそうやって暮らしています。

そうそう、奥さんは、奥さんの実家の事情で一年くらい前から実家に帰っています。たまにしか会えないからさびしいですが、いろんな事情があります。

「生活の全て」が目的となるような暮らし。
本当にできてるのかどうか分からないけど、頑張るぞ。

出勤時刻はいつもより遅いけど今日もまたこれから仕事です。
外はちょっと雨みたい。


もちろん優勝できることが一番いいけど
「優勝のためだけ」に野球をやっているのではないとも思います。

一つ一つのプレーをみんなが目一杯感じてほしいなぁ、って、
そう思います。


コーチ

posted by コーチ at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | # 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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